こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマってから私も一緒に読み始めたんですが、これが面白くてね。50歳からの新たな趣味として、すっかりコナンの世界にドップリ浸かっています。今回は第192話「命がけの復活 帰ってきた新一…」のネタバレ解説をしていきますよ!
この回は2000年5月29日に放送された回で、前回の「命がけの復活 黒衣の騎士」から続く物語です。皆さんも覚えていますか?蘭に全てを話そうと決心したコナンに、灰原哀が3つの選択肢を示した回でしたね。今回はその続きで、新一が帰ってきた!という衝撃の展開になっています。
工藤新一、ついに帰還!?
物語は翌朝から始まります。蘭は新一と一緒に登校するため、コナンを連れて工藤邸を訪ねるんですね。呼び鈴を鳴らすと、なんと新一の声が!半信半疑の蘭が何度も呼び鈴を鳴らすと、食パンを口に咥えた不機嫌な新一が現れました。
「だあー!うっせェな!1回鳴らしゃあわかるっつーの!」って、典型的な新一らしい反応ですよね(笑)。蘭はこれが夢じゃないと胸をなでおろし、隣にいるコナンに同調を求めますが…なんとコナンがいない!
実はここで驚きの真相が明かされるんです。工藤邸に上がり込んでいたコナンが新一に「調子に乗るな」と釘を刺すシーンがあるんですが、ここで新一とコナンが同時に存在しているという衝撃の事実が判明します!
灰原哀の秘密の協力
「あなた何様のつもり?あなたの正体があの子にバレなかったのは、私が調合したあの解毒剤と博士が作ってくれたマスク型変声機で私が変装したおかげでしょ?」
ここで真相が明らかに!実は新一が元の姿に戻っている間、コナンを演じていたのは灰原哀だったんです!これには私も「なるほど!」と膝を打ちましたね。灰原が解毒剤を渡す条件として「舞台の上でこっそり蘭だけに会うこと」を出していたのに、新一は約束を破って大勢の前で姿を現してしまったんですね。
新一の復活と元太たちとの再会
支度を済ませた新一は、コナンと蘭とともに学校へ向かいます。その途中で元太、光彦、歩美と遭遇するんですが、ここでちょっとしたハプニングが。新一がついつい「コナンくーん!」と声をかけてしまうんです。元太たちは「退院おめでとうございます!」と言うと、新一が「おう!元気にしてたか、お前ェら」と返事。
知らない高校生から返事をもらった元太たちは当然困惑しますよね(笑)。そこで哀が「博士の家の隣に住んでる高校生」だと説明して事なきを得るんです。新一はふと「そっか。ついこの前まであの中にいたんだよな、俺…」と感慨深く思いを巡らせるシーンがあって、ここがグッときますね。
蘭との約束
「新一!ほら、私たちも早く行かないと遅刻しちゃうわよ?」と蘭に声をかけられた新一、うっかり「あぁ、待ってよ蘭ねえちゃん!」と言ってしまいます。蘭は「はあ?」と気味の悪いものでも見るような顔つきで新一をじっと見つめるんですが、新一がうまく誤魔化します。
ここで蘭は先日新一が言っていた「大事な話」について尋ねます。新一は「今夜8時に米花センタービルの展望レストランで食事をしよう」と誘うんですね。ここで「ついに告白か!?」とドキドキしちゃいますよね。
展望レストランでの事件発生
その夜、展望レストランで夜景を見ながら、蘭は「私、実はずっと思ってたんだ。コナンくんのこと、新一だって…」と打ち明けます。新一は「へへへ。当たってやがる…」と内心思いながら、完全に安心しきっている蘭に話を切り出そうとします。
しかし!その直後、どこからともなく悲鳴が聞こえてきて、他の客たちも「エレベーターの中で会社の社長が射殺された」と騒ぎ始めるんです。ここで事件発生!せっかくの告白タイミングなのに、いつものパターンですね(笑)。
エレベーター内の殺人事件
目暮警部、高木刑事たち警察が駆けつけ、事件の捜査が始まります。被害者はゲーム会社社長の辰巳泰治。遺体を発見したのは、同じゲーム会社の社員3人でした。彼らはレストランで行われる会社の創立20周年パーティで渡す花束を取りに行こうとした時、エレベーターの中で射殺された辰巳を発見したと証言します。
辰巳の会社はこのビルの24階から36階に入っていて、遺体があったエレベーターは会社専用のものでした。辰巳は体調が悪く、会社に寄ってから帰ると言っていたようです。
被害者の衣服が乱れていることから、目暮警部は金目当ての犯行だと考えますが、新一はそれを否定。計画的な犯行だと伝えます。「犯人が殺害後に金目の物を探すつもりだったのなら、いつ誰が動かすかわからないエレベーターの中は避けるはず」という鋭い指摘をするんですね。
新一の推理と事件の真相
次回の第193話「命がけの復活 約束の場所」では、この事件の真相が明らかになります。実はこの事件、ゲーム会社の社員である大場が犯人で、被害者の辰巳社長への復讐が動機だったんです。
大場は桜子という女性社員にネックレスをプレゼントする際、暗い場所なのに彼女のピアスがピンクパールだと言い当てます。これが新一の疑問を呼び、最終的に犯人を特定する決め手になるんですね。
大場は父親の仇を討つために計画的に辰巳を殺害したことを自白します。親子二代に渡る復讐劇が解明されたというわけです。
新一の苦悩と蘭の涙
事件解決後、新一はトイレへ駆け込みます。「頼む…、もう一度鎮まってくれ!あいつが…、あいつが待ってるんだ…。今コナンに戻るわけにはいかねェんだ!!」と薬の効果が切れそうな状況で苦しみます。
そこへコナンに扮した哀がやってきて、新一は意識を手放してしまいます。蘭は事件が解決したことを知り、ようやく新一が戻ってくると胸を弾ませますが、そこへやってきたのは新一ではなくコナンでした。
コナンは「新一兄ちゃんの携帯に電話がかかってきて、この前までかかわってた事件が大変なことになったって慌てて出てったよ」と伝えます。蘭は「そう……。また、置いてけぼりか……」と俯き、両耳をギュッと塞いで「もう、聞きたくないよ…、言い訳なんて……」と涙を流します。
コナンは「新一兄ちゃん言ってたよ。いつか、いつか必ず絶対に…、死んでも戻って来るから。だから…、だから、それまで蘭に待ってて欲しいんだって…」と伝えます。泣きそうなコナンの顔を見た蘭は思わず吹き出し、「バカね…。コナンくんがそんな顔することないのよ」と言うんです。ここのシーンは本当に胸に迫るものがありますね。
アニメ「名探偵コナン」の魅力
この「命がけの復活」シリーズは、コナンの正体が新一であることを蘭に明かそうとする重要な展開です。実は私、このシリーズを見た時に「ついに正体がバレる!?」とハラハラしたのを覚えています。
コナンと新一が同時に存在するという設定は、灰原哀の協力があってこそ。哀がコナンに扮して新一をサポートする姿は、彼女の優しさと強さを感じさせますね。「あなたの正体があの子にバレなかったのは、私が調合したあの解毒剤と博士が作ってくれたマスク型変声機で私が変装したおかげでしょ?」というセリフからも、彼女の貢献度の高さが伺えます。
また、新一が元の姿に戻れる時間が限られている中で事件解決に挑む姿は、まさに「命がけの復活」というタイトル通りですね。薬の効果が切れそうになる緊迫感と、蘭に真実を伝えたいという思いのジレンマが見事に描かれています。
次回予想
次回の第193話「命がけの復活 約束の場所」では、新一が再びコナンに戻ってしまった後の展開が描かれます。蘭の「待つ」という決意と、コナンとしての新一の葛藤がさらに深まりそうですね。また、灰原哀が示した「3つの選択肢」についても、より詳しく明かされるかもしれません。
新一は蘭に正体を明かせるのか?それとも再び別れを告げることになるのか?次回も目が離せない展開になりそうです!
皆さんは新一とコナンのダブル存在、どう思いましたか?私は「なるほど、こういう方法もあるのか!」と感心しました。青山先生の発想力には本当に脱帽です。次回も楽しみに見ていきましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの世界を深掘りしていきますよ!
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