こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見直した名探偵コナンの129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」について、ドキドキしながら振り返ってみたいと思います。この回は灰原哀が初登場する超重要回なんですよ!皆さんも覚えていますか?
実は私、50歳になってから娘の影響でコナンにハマったんですが、この129話は本当に衝撃的でした。黒の組織の謎が深まる重要な回なので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
灰原哀の衝撃の初登場シーン
129話は、コナンのクラスに転校してきた灰原哀の登場から始まります。ちょっとクールでツンツンした雰囲気の女の子。最初はただの転校生かと思いきや、実はとんでもない正体を隠していたんですよね。
灰原が「米花町2丁目22番地」に住んでいると言ったとき、コナンは「オレ(新一)ん家の近所だ」と思うものの、そんな家があった記憶がないと不思議に思います。そんなコナンを見て意味深に笑う灰原…この時点で「あれ?この子、ただの転校生じゃないぞ?」って感じましたよね。
大学教授殺人事件の謎
物語は灰原哀の登場から一転、南洋大学教授の広田正巳が殺害される事件へと展開します。広田教授は灰原の姉・宮野明美の知り合いだったことが判明。これがコナンと灰原を結びつける重要な接点になるんです。
コナン、阿笠博士、そして灰原の3人は広田教授の家を訪れますが、そこで教授が本棚の下敷きになって亡くなっているのを発見します。一見事故死に見えますが、コナンの鋭い観察眼は違和感を察知。実はこれ、巧妙な密室トリックによる殺人だったんですよ!
見事な密室トリックの仕掛け
この事件のトリックがまた秀逸なんですよね〜。犯人は広田教授を殺害した後、チェスの駒を逆さにして置き、部屋の外から留守番電話に何度も電話をかけることで、テープが巻き取られる力を利用して鍵を部屋の中に引き込むという離れ業を行ったんです。
このトリックを思いついたのはコナンですが、実は灰原も「チェックメイト」と言ってチェスの駒を置いたことがヒントになりました。ふたりの頭脳プレイが光る瞬間でしたね!
犯人は白倉というモデルさんで、広田教授と口論になって思わず殺害してしまい、とっさに思いついたトリックで密室に見せかけたんです。でも手袋がなかったため、留守番電話のテープに指紋が残ってしまったというミス。完璧な犯罪なんてないんですね。
灰原哀の衝撃の正体
事件解決後、コナンが灰原を送っていく場面で物語は最大の山場を迎えます。ここでドーンと衝撃の事実が明かされるんですよ!
灰原は突然「APTX4869」と言い出します。これはコナンが飲まされた薬の名前。そして「あなたと一緒よ…わたしも飲んだのよ…神秘的な毒薬をね…」と告白するんです。
そして最後の衝撃の一言。「灰原じゃないわ…シェリー…これが私のコードネームよ…どう…?驚いた?工藤新一君?」
うわぁ〜、この瞬間、私も娘も「えええええ!」って声出しちゃいましたよ。まさか灰原が黒の組織のメンバーで、しかもAPTX4869の開発者だったなんて!コナンと同じ薬を飲んで子供の姿になったなんて!ここまでの伏線回収と新たな謎の提示、さすが青山先生です!
アニメと原作の違い
実はこの「黒の組織から来た女」、アニメでは2時間スペシャルとして放送されていて、原作マンガとは少し内容が異なるんです。アニメ版では灰原哀がどうして黒の組織を裏切ったのかの経緯が詳しく描かれています。
灰原が組織を裏切った理由は主に2つ。勝手にAPTX4869が使われたことと、姉の宮野明美が殺されてしまったこと。自分と同じ状況になっている工藤新一なら味方になると思って、新一の家の前で倒れているところを博士に助けられたというわけです。
そこからAPTX4869のデータの話になり、そのデータの所在がわかったことから「大学教授殺人事件」へとつながっていくんですね。アニメ版はより詳しく描かれているので、マンガを読んだ方も一度見てみる価値ありですよ!
灰原哀というキャラクターの魅力
この回から灰原哀が少年探偵団に加わることになり、コナンの相棒として物語に深みを与えていきます。大人の知性を持ちながらも子供の姿になってしまった灰原は、コナンと同じ境遇を持つ唯一の理解者。
最初はクールでツンツンしていた灰原ですが、少年探偵団との交流を通じて少しずつ心を開いていく様子も魅力的ですよね。「名探偵コナン」の作品の幅を広げた重要キャラクターだと思います。
ちなみに灰原のコードネーム「シェリー」は、工藤新一の名前の由来となった工藤俊作(新一のお父さん)の好きなお酒がシェリーだったことから来ているのかもしれません。青山先生の細かい設定の妙を感じますね!
この回の見どころポイント
129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」の見どころをまとめると:
- 灰原哀の衝撃的な初登場シーン
- チェスの駒を使った巧妙な密室トリック
- 灰原がシェリーであることの衝撃の告白
- APTX4869の謎が少し明らかになる展開
- コナンと灰原という同じ境遇の二人の出会い
特に最後の「灰原じゃないわ…シェリー…これが私のコードネームよ…どう…?驚いた?工藤新一君?」というセリフは、コナンシリーズの中でも屈指の名シーンだと思います。ゾクッとするような展開でしたね!
まとめ:コナン史上重要な転換点
129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」は、コナンシリーズの中でも特に重要な回だと言えます。灰原哀という新キャラクターの登場により、物語は新たな展開を見せ始めます。
黒の組織の内部事情や、APTX4869の謎に迫るための重要な手がかりを得られた回でもあります。この回をきっかけに、コナンと灰原の協力関係が始まり、黒の組織との対決がより本格的になっていくんですよね。
我が家では娘がこの回を見てから灰原哀のファンになり、私も「なるほど、こういうキャラクターがいると物語に深みが出るな」と感心したものです。皆さんはこの回を見てどう感じましたか?
次回は130話/131話「競技場無差別脅迫事件」について振り返る予定です。これもまた面白い回なので、ぜひチェックしてくださいね!
それではまた次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!為せば成る!
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