こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマり始めたのをきっかけに、私も50歳からコナン沼にどっぷりとハマってしまいました。今日は第117話「ミステリー作家失踪事件(後編)」について詳しく振り返ってみたいと思います。皆さんも一緒に謎解きの世界に浸ってみませんか?
ミステリー作家失踪事件の概要
この事件は1998年9月14日に放送された第117話で、前回の第116話「ミステリー作家失踪事件(前編)」の続きとなっています。OPテーマはZARDの「運命のルーレット廻して」、EDテーマは小松未歩の「氷の上に立つように」という、コナンファンにはたまらない名曲が使われていました。
前回のあらすじを簡単におさらいすると、人気ミステリー作家の新名任太朗とその妻が失踪し、彼の原稿に何やら暗号めいたものが隠されているという状況でした。コナンはその暗号を解読しようと奮闘していたんですよね。
暗号解読!服部平次の登場
さて、今回の話では、編集社に一本の電話がかかってきます。なんと電話の主は大阪の高校生探偵・服部平次!彼もコナンと同じく暗号に気づいていたんですね。これぞ名探偵同士の縁というやつでしょうか。
服部が解読した暗号の鍵は「1/2の頂点」というタイトルにありました。これは「セリフの一番上の文字が2つで1つになる」という意味で、例えば「力」と「目」で「助」という具合に読むのです。この法則で読むと、作者のセリフは「助けてくれ」というメッセージになっていたんですね。
しかし、それ以降のセリフは同じ法則では解読できないという問題が…。服部はコナンと電話で話すことになりますが、コナンが現場にいると知ると「工藤がいるなら俺の出る幕はない」と言って、さっさと電話を切ってしまいました。ここでの服部のテンションの高さがなんとも微笑ましいですよね。
フランス語がヒントに!
コナンは残りの暗号解読に苦戦しますが、ちょうどそのとき隣のテーブルでフランス語の話をしていた編集者の会話が耳に入ります。フランス語では頭文字のHを発音しないという特徴があるという話です。
これがヒントになり、コナンは暗号中のハ行を除いて読むと「私がいる所はハイドシティホテル」「早く時間がない」というメッセージになることを突き止めました。さらに部屋番号まで解読し、2407号室だということがわかります。
暗号解読のカギは「1/2の頂点」と「フランス語のH」という二つのヒントだったんです!
意外な真相!ミステリー作家の最後のわがまま
コナンたちはタクシーでホテルに急行します。しかし、その部屋はスイートルーム。原稿料を目当てにした誘拐なら割に合わないし、犯人の目的が謎のままです。
部屋に到着すると、奥さんが出てきて、中には作家と主治医がいました。しかし、新名任太朗はすでに息を引き取っていたのです。実は彼は末期がんだったんですね…。
そして驚くべき真相が明らかに!今回の「誘拐事件」は、実は新名任太朗自身が仕組んだものだったのです。彼は作家として、「自分が答えを出す前に謎を解いた得意満面な読者の顔を見てみたい」という望みを叶えるため、この一連の出来事を演出していたんですね。
末期がんで二週間前から手が動かなくなり、原稿のサインにコピーを使っていたという事実も明らかになります。妻は「お父さんの最期のわがままだと思って許してあげて欲しい」と娘の香保里に伝えるのでした。
作家の遺志を継ぐ娘
エピローグでは、未完のまま残された「1/2の頂点」を娘の香保里が続きを書くことになったと語られます。彼女は相棒として「へっぽこ探偵」「おてんば娘」「生意気な少年」を登場させ、父をもしのぐ文才で一気にベストセラー作家の道を歩み始めたとのこと。コナンたちをモデルにしたキャラクターが活躍する小説、読んでみたいですよね!
この話の見どころ
この話の最大の見どころは、やはり暗号解読の過程でしょう。「1/2の頂点」という縦読みトリックの応用や、フランス語の特徴を利用した暗号など、推理小説ならではの知的な楽しさが詰まっています。
また、服部平次とコナンのやり取りも見どころの一つ。服部がコナンに「大阪に遊びに来い」と誘うシーンは、次回の「浪花の連続殺人事件」への伏線になっていて、ストーリー展開の妙を感じますね。
そして何より、ミステリー作家の「最後のわがまま」という結末は、感動的でありながらも、ミステリー作家らしい最期だったと思います。自分の作った謎が解かれる快感を最後に味わいたいという気持ち、創作者ならではの願いですよね。
読者の感想
50代男性/会社員 この話は本当に感動しました。ミステリー作家が最後に仕掛けた謎、そして娘が父の遺志を継ぐという展開。コナンの事件の中でも印象に残る話の一つです。
30代女性/主婦 暗号解読のシーンがワクワクしました!自分も一緒に謎を解いているような気分になれて、コナンの醍醐味を味わえる回だと思います。
次回予告:浪花の連続殺人事件
次回は服部平次が活躍する「浪花の連続殺人事件」です。今回の話の中で服部がコナンを大阪に誘っていましたが、まさにその伏線が回収される回になります。大阪弁全開の服部と、関西の雰囲気を楽しめる回になっていますので、お楽しみに!
皆さん、いかがでしたか?コナンの事件は一つ一つに深い謎と感動が詰まっていて、何度見ても新しい発見がありますよね。私も娘と一緒にDVDを見返しながら、こうして記事にまとめるのが最近の楽しみになっています。また次回もお楽しみに!
「為せば成る」の精神で、これからもコナンの魅力を掘り下げていきますね!
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