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【コナン83話】幻覚か現実か?総合病院殺人事件の巧妙なトリック

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにどハマりしていて、「パパも一緒に見よう!」と誘われたのがきっかけで、すっかりコナン沼にハマってしまった50歳のおっさんです(笑)。

今回は第83話「総合病院殺人事件」について振り返ってみたいと思います。窓ガラスに映る殺人の影、幻覚と思われる小五郎、そして巧妙なトリック。この事件、実はかなり緻密に計画された犯行だったんですよね。それでは早速見ていきましょう!

目次

事件の舞台と登場人物

まずは舞台と登場人物を確認しておきましょう。今回の舞台は米花東総合病院。小五郎が犯人逮捕の際に足を骨折して入院している場所です。ちょうど入院3週間目というタイミングでした。

主な登場人物は以下の通り:

  • 毛利小五郎:犯人逮捕の際に足を骨折して入院中
  • 毛利蘭:小五郎の娘
  • 江戸川コナン:蘭と一緒に小五郎のお見舞いに来ている
  • 白井光雄:40歳の外科医、小五郎の主治医
  • 江藤勝利:40歳の外科医
  • 中山和美:26歳の看護婦
  • 沖田恵子:看護婦
  • 目暮十三:警部
  • 高木渉:刑事

事件のあらすじ

事件は、小五郎が病室の窓から向かいの病室で起きている殺人を目撃したことから始まります。深夜に目を覚ました小五郎が窓の外を見ると、向かいの病室で刃物を持った人影が誰かを刺している様子が!

「殺人だ!」と慌てて現場に駆けつけた小五郎ですが、そこには何もなかったんですよね。これが1回ではなく、なんと4回も続くんです。もう精神的にかなりキツイ状況ですよね。私だったら確実に病みます(汗)。

主治医の白井先生は、「小五郎さんは探偵として数々の事件を見てきたからストレスで幻覚を見ているんだ」と診断。周りも小五郎の精神状態を心配し始めます。

コナンの調査開始

小五郎が嘘をつくタイプではないと知っているコナンは、独自に調査を開始します。現場を調べると、窓の下に最近ついたと思われる染みを発見。さらに小五郎が殺人を目撃した夜は雨が降っていて、窓が開いていたことに気づきます。

コナンは窓ガラスを利用したトリックを疑い、実際の現場は小五郎の病室からは死角になっている別の部屋だと推測。調査の結果、その部屋は倉庫のようになっていて、救急訓練用の人形が置かれていました。

「これは単なる悪戯か、それとも他に何か意味があるのか…」とコナンは考えます。

決定的な夜

コナンは小五郎の付き添いと称して病院に泊まることにしました。夜9時、白井医師が小五郎に薬を届けに来て、「よく降る雨だね」と言いながらカーテンを開けて去っていきます。

そして午後11時30分。小五郎の枕元に置かれた目覚まし時計が鳴り響き、小五郎が目を覚まします。コナンは窓際に駆け寄り、小五郎と同じように向かいの病室に映る殺人の光景を目にします。

「おじさん!」

「コナン、お前にも見えたのか?」

小五郎は自分が幻覚を見ていたわけではないと確信し、勢いよく病室を飛び出して現場へ向かいます。一方、コナンは急いで倉庫へ向かいますが、人形は動かされた形跡がありません。

「誰もいない。人形も使われた形跡がない。まさか…!」

コナンは小五郎の向かった病室へと急ぎます。そこには床に倒れている小五郎と、背中にナイフが刺さって絶命している江藤医師の姿が…!

巧妙に仕組まれた2段階の犯罪

事件後、目暮警部たちが到着し捜査が始まります。遺体には2カ所の刺し傷があり、2カ所目には生活反応がなかったことから、確実に息の根を止めるために刺したことが判明します。

目暮警部は小五郎に事情を聞きますが、小五郎は「誰かに殴られたような気がする」と答えるだけで、他に覚えていることはありませんでした。

そこへ白井医師が現れ、「やっぱりね」と意味深に頷きます。白井は「ストレスを抱えていた小五郎がいつか事件を引き起こすのではないかと心配していた」と話し、小五郎に疑いの目が向けられます。

コナンは小五郎と一緒に殺人を目撃したと訴えますが、目暮警部は「コナンの証言では小五郎を庇っていると判断され、裁判で採用されない可能性が高い」と言います。

アリバイ工作

白井医師は事件当時、北病棟2階の自室にいたと証言します。犯行時刻の11時30分頃、看護師の沖田恵子にカルテを届けてもらったとのこと。

沖田は確かにカルテとコーヒーを届けに行ったと証言しますが、白井は電話中で隣の部屋におり、直接姿を見てはいませんでした。ただし、録音テープなどではなく、きちんと会話をしたと証言します。

「アリバイは成立ですね、警部さん」

しかしコナンは白井のアリバイに疑問を持ちます。白井が小五郎の病室のカーテンを開けて目覚ましをセットしたのは、明らかに殺害シーンを目撃させるためではないかと。

コナンは白井の自室を調査します。机の上には沖田が届けたというカルテとコーヒー。そして隣の部屋には受話器を持たずに話せる電話機。コーヒーカップは空でしたが、トレーに置かれたシュガースティック3本は使われていませんでした。

「間違いない。犯人は白井先生だ!」

真相解明!コナンの名推理

コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を始めます。

今回の事件は、巧妙に仕組まれた2段階の犯罪でした:

  1. 小五郎を精神的に追い詰め、ストレスによる殺人を犯したと思わせる
  2. 小五郎に濡れ衣を着せた殺人と、犯人自らの嫌疑を逃れるアリバイトリックを実行する

犯人はまず、4階の倉庫にある救急訓練用の人形を利用しました。現場の部屋の窓をある角度に開け、倉庫での狂言殺人の一人芝居を反射させ、南病棟の小五郎に見せていたのです。

そして決定的な夜、被害者を現場の部屋に呼び出して殺害しました。これまでの芝居と同様に、ただし今回は狂言ではなく本当に。それを小五郎とコナンが目撃したのです。

アリバイトリックの解明

白井のアリバイトリックも見事に解明されました。コーヒーカップが空なのにシュガースティックが使われていなかったという矛盾。白井は普段コーヒーにシュガーを3本も入れる習慣があったのに、この日は使っていなかったのです。

これは、白井が実際にはその場にいなかったことを示す証拠でした。電話での会話も、ハンズフリー電話を使った巧妙なトリックだったのです。

エピローグ

事件解決後、小五郎は目を覚まします。

「もう嫌だ!眠りの小五郎なんて廃業だー!」

小五郎は頭を抱えてジタバタします。そんな小五郎を見て蘭は微笑みます。

「どうして?見事に事件を解決したじゃない!」

「え?俺が?」

コナンと蘭が頷いたことを確認した小五郎は、勢いよく立ち上がりました。

「なーっはっは!この眠りの小五郎は健在だー!」

コナンは心の中で「懲りねェおやじ……」とつぶやくのでした。

カズオの感想

この事件、本当によく練られていますよね。窓ガラスの反射を利用したトリックは、コナンならではの発想だと思います。しかも単なるトリックではなく、それを利用して小五郎を精神的に追い詰め、最終的には犯人に仕立て上げようとする計画の緻密さ!ゾクゾクしますね。

私が特に印象に残ったのは、小五郎が幻覚を見ているのではないかと周囲から疑われる展開です。探偵として数々の事件を解決してきた小五郎が、自分の目で見たものを信じられなくなるという精神的苦痛。これって結構怖いですよね。

50代男性/会社員 コナンの事件って、単なる殺人事件ではなく、心理的な要素も絡んでいて面白いんですよね。この事件も犯人の計画が本当に緻密で、見ていてハラハラしました。

そして「眠りの小五郎」の正体を知らない小五郎が、自分が事件を解決したと思い込む姿は、いつ見てもクスッと笑えますね。コナンの「懲りねェおやじ……」というツッコミも絶妙です。

皆さんはこの事件どう思いましたか?窓ガラスの反射を使ったトリックは見事でしたよね。コナンの事件は本当に勉強になります。次回もまた別の事件について振り返りたいと思います。

次回予告

次回は第84話「スキーロッジ殺人事件」について振り返る予定です。雪山での密室殺人、そして意外な犯人。この事件も見どころ満載ですので、ぜひお楽しみに!私の息子も大好きな回なんですよ。それではまた次回、「カズオブログ」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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