こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日はちょっと懐かしい名探偵コナンのアニメ75話「金融会社社長殺人事件」について詳しく紹介していきますね。このお話は1997年9月8日に放送された回で、私の娘がハマっていることをきっかけに、私も50歳からコナンを見始めたんですよ。今回は特に印象的だった「金融会社社長殺人事件」について、ストーリーや見どころをまとめてみました。皆さんも一緒に振り返ってみませんか?
事件の概要と登場人物
まずは事件の概要と主な登場人物を紹介しますね。この話は「金融会社社長殺人事件」というタイトル通り、肥田金融の社長・肥田満弘が殺害される事件です。放送は1997年9月8日で、OP曲は小松未歩さんの「謎」、ED曲はDEENの「君がいない夏」でした。懐かしいですよね〜。
主な登場人物は以下の通りです:
- 江戸川コナン(CV:高山みなみ):主人公で、実は高校生探偵の工藤新一
- 毛利小五郎(CV:神谷明):元刑事で蘭の父親、コナンの推理で「眠りの小五郎」として有名
- 毛利蘭(CV:山崎和佳奈):小五郎の娘で新一の幼馴染、空手部の女主将
- 目暮十三(CV:茶風林):警視庁捜査一課の警部
- 肥田満弘:被害者、肥田金融の社長
- 南澤尚善:肥田金融の社員
- 藤井孝子:肥田金融の社員
- 飯野宏:肥田金融の社員
事件のあらすじ
ある日の夜、小五郎は「雀荘べいか」で仲間と麻雀を楽しんでいました。コナンも一緒にいて、なんと小五郎の手助けをしていたおかげで、この日の小五郎は絶好調!いつもは負けてばかりなのに、今日は勝ちまくりで気分上々です。
そんな中、メンバーの一人「岡野」が早々と帰ってしまい、4人で行う麻雀の相手が1人足りなくなってしまいました。そこで、雀荘の向かいのビルにある「肥田金融」の社長・肥田満弘を誘うことになったんです。肥田社長は麻雀好きとして知られていたんですね。
肥田社長への電話と不穏な予感
長谷川さんが肥田社長に電話をかけると、肥田は売上金を数えている最中でした。「残りの金を数えたら行く」と言っていたのですが、電話中に何か異変があったようで「!?」という反応を見せたんです。でも結局、30分以内には行くということになりました。
その間、小五郎たちは麻雀を続けることに。そこへコナンの帰りを心配した蘭がやってきて、なんと蘭が麻雀に参加することになったんです。驚くことに蘭は麻雀がめちゃくちゃ強くて、大三元、四暗刻、字一色、トリプル役満と次々に上がり、一人勝ちしてしまいました。小五郎の運も吹き飛んじゃいましたね(笑)
肥田社長の不在と事件発覚
30分経っても肥田社長は現れず、長谷川さんが再び電話をかけましたが応答がありません。肥田金融のビルには明かりがついているのに…。何か変だと思った小五郎たちは、直接ビルに行くことにしました。
ビルに着くと、携帯を忘れて取りに戻ってきた肥田金融の社員・南澤尚善と出会います。南澤の協力を得て事務所に入ると、社長室のドアは施錠されていました。合鍵もないため、小五郎が力づくでドアを開けると…なんと、床に仰向けに倒れた肥田社長の遺体が!お金にまみれた状態で亡くなっていたんです。
密室殺人の謎
目暮警部たち警察が到着し、現場検証が始まりました。肥田社長の死因は青酸カリによる窒息死で、死亡推定時刻は午後7時から7時半の間。社長室のドアの鍵は机の上に置かれており、窓の鍵も内側からかかっていました。これは完全な密室殺人ですね!
防犯カメラの映像を確認すると、社員が退社した時間は7時4分。そして肥田自ら鍵をかけ、残高確認をしに社長室に戻りました。その2時間後の9時5分に小五郎たちが訪れるまで、誰も出入りした形跡はありません。
容疑者たちの登場
容疑者として、南澤尚善の他に肥田金融の社員である藤井孝子と飯野宏が呼び出されました。藤井は肥田社長の遺体を見ても動じることなくタバコに火をつけ、悪態をつくような態度。なんだか怪しい感じがしますよね。
コナンは肥田社長が「お札を数える時に指をペロッと舐める癖」があることに注目します。もしかして、この癖を利用して毒殺されたのでは?と推理を始めるんです。
小五郎は「お札を渡した飯野が犯人では?」と推理しますが、鑑識の調査では事務所内のどこからも毒物反応は出ず、容疑者3人の持ち物からも毒物は見つかりませんでした。青酸カリはどこに消えたのか?これが今回の事件の最大の謎です。
コナンの推理と犯人のトリック
コナンは短時間で青酸カリを完璧に消すのは不可能と考え、3人の仕草から何かヒントを得ようとします。そして、トイレにある漂白剤を見つけたことで、犯人のトリックがわかったようです。
いつものように腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で「眠りの小五郎」として推理ショーを始めます。
「ある物を利用すれば10人が10人とも同じ行動をとることになる…」
電話?パソコン?という目暮警部の提案にもNOを出す眠りの小五郎。
「ほら、聞こえてきましたよ…犯人が社長を死へ導いた悪魔の呼び声が…」
すると「ピィー!!」という音が給湯室から聞こえてきました。それはヤカンの湯が沸いた音でした。
犯人はガスコンロのツマミに青酸カリを塗っていたのです!肥田社長は電話中にお湯を沸かそうとガスコンロのツマミに触れ、その後指を舐める癖で毒を口にしてしまったんですね。そして社長室に戻り、鍵をかけた後に毒が回って亡くなったというわけです。
エピローグ
事件から数日後、小五郎はコナンを連れて「ゲームセンターBAKER」を訪れ、麻雀ゲームをプレイしていました。あの事件以来、麻雀仲間たちは小五郎に付き合ってくれなくなってしまったんですね。
そこへ学校帰りの蘭が現れ、小五郎とコナンが身構えますが、蘭は「ここはパーソー切りでドラウーソー待ちの即リーに決まってるでしょ?」と言って、ゲームを続けてしまいます。そして見事にツモあがり!「リーチ、一発、ツモ、混一色、ドラ4!裏ドラものっちゃった!三倍満~♪」と大喜び。
麻雀に夢中になっている蘭を残して、小五郎とコナンはこっそり店を後にするというオチでした。
見どころと感想
この「金融会社社長殺人事件」の見どころは、やはり「日常的な行動」を利用した巧妙なトリックですね。ガスコンロのツマミという、誰もが触るものに毒を塗るという発想は、コナンらしい謎解きだと思います。
また、蘭の意外な特技として麻雀の強さが明かされるのも面白いポイント!普段は空手で強いイメージの蘭ですが、麻雀でも無敵なんて意外でしたよね。
50代男性/会社員 この回は密室トリックがシンプルながら巧妙で好きです。日常生活の中の「癖」が命取りになるという展開が怖いけど面白い。蘭ちゃんの麻雀の強さにも驚きました!
次回予告
次回は名探偵コナン76話「コナンVS怪盗キッド」について紹介する予定です。コナンと怪盗キッドの対決は毎回盛り上がりますよね!キッドファンの皆さんもお楽しみに!
皆さん、いかがでしたか?懐かしのコナンエピソードを振り返ると、改めて面白さを実感しますね。私も娘と一緒にDVDで見直してみようかな。それではまた次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!
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