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時間差殺人の巧妙なトリック!コナン40話「資産家令嬢殺人事件」徹底解説

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします。最近、娘がコナンにハマりまくっていて、パパも一緒に見てよ〜ってせがまれるもんだから、すっかり50歳のおじさんがコナンオタクになっちゃいました(笑)。

今回は「名探偵コナン」第40話「資産家令嬢殺人事件(後編)」について詳しく振り返ってみたいと思います。この話、実は1996年12月2日に放送された回なんですよ。娘と一緒に見返したら、トリックがめちゃくちゃ面白くて! 皆さんも一緒に謎解きを楽しみましょう!

目次

事件の概要:四井グループ別荘での連続殺人

まずは事件の概要から振り返っていきましょう。舞台は四井グループ会長の一人娘・四井麗花(よついれいか)の誕生パーティーが開かれた山奥の別荘。コナン、小五郎、蘭が招かれたものの、何者かによって車のタイヤをパンクさせられ、一晩別荘に泊まることになります。

そして夜、麗花が行方不明になり、捜索中に麗花の婚約者候補の一人である二階堂が庭の噴水で溺死体で発見されます。さらに蘭も同じ手口で襲われますが、コナンが駆けつけたことで一命を取り留めました。

そして後編となる40話では、浴室で麗花の遺体が発見されるところから始まります。麗花もまた溺死させられていたんですよね。怖いですよね〜。

謎の多い麗花の死

麗花の遺体を発見した時、彼女のスカートから靴下までがびしょ濡れになっていました。小五郎は、殺害時に抵抗したためだと判断しますが、コナンはここに違和感を覚えます。

さらに麗花の手足にはロープで縛られていた痕があり、口にはガムテープの痕が残っていました。どうやら殺害される直前まで、どこかに監禁されていたようです。

小五郎は、麗花が亡くなってから1〜2時間ほど経過していると判断し、犯行時間を午前5時から6時の間と推定。この時間、一枝、五条、米の3人は小五郎たちと応接間にいたため、容疑者は三船と六田に絞られます。

アリバイの謎

三船と六田は互いに相手を犯人だと主張し合います。六田は「午前6時頃、三船が部屋を抜け出すのを見た」と証言。三船は「眠気を覚ますため、顔を洗いに2階の洗面所へ行っただけ」と反論します。

でもね、コナンはここでも違和感を覚えるんです。麗花の服がここまで濡れているのは妙だし、ロープとガムテープの痕も気になる。そして浴室の蛇口を捻ってみると、なぜかシャワーから水が出てきたんですよ!

ここでコナンは「これは犯人の仕掛けた時間トリックだった!」と気づきます。そして腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理を始めるんですね。

巧妙な時間差殺人のトリック

小五郎(実はコナン)は全員に上着を脱いで放り投げるよう指示します。すると、五条は袖、三船は襟元、一枝は両腕の途中に水の染みがついていました。

そして真犯人は一枝隆だったんです!

一枝の犯行手口

一枝は最初に二階堂を噴水で溺死させ、次に睡眠薬で眠らせた蘭を台所に運び溺死させようとしました(幸いコナンが助けました)。そして麗花も風呂場で溺死させたのです。

でも問題は、一枝には完璧なアリバイがあること。麗花が死亡した午前5時から6時の間、一枝は他の人たちと一緒に応接間にいたんです。どうやってこんなことが可能だったのでしょうか?

シャワーを使った時間差トリック

実は一枝は昨夜10時頃に2階から下りてきた麗花を薬で眠らせ、風呂場に運びました。そして浴槽にガムテープで麗花の体を固定し、シャワーを使って静かに水を溜めていったんです。

午前5時から6時の間に溺死するように水量を調節しておき、自分は小五郎たちと部屋にいてアリバイを作りました。そして7時過ぎにトイレに行くフリをして麗花を浴槽から引き上げたのです。

これが「時間差殺人」というトリックなんですね。犯行時に犯人がその場にいなくても殺人が実行される、という巧妙な手口です。

犯人を暴いた決定的証拠

一枝が犯人だと断定された決め手は、ワイシャツの両袖の途中という不自然な場所に付いた水のシミでした。これは麗花の死体を浴槽から引き上げる際についたものです。

三船や五条のワイシャツにも水のシミはありましたが、それらは手や顔を洗う際に自然とつく場所(首や手首)でした。一枝のシミだけが不自然だったんですね。

犯行の動機

一枝は麗花の遺体を見ながら「フン!死んで当然だったんだよ…二階堂も…この女もな…」と吐き捨てます。どうやら何か深い恨みがあったようですね。

こうして、巧妙なトリックを使った一枝の犯行は、コナンの鋭い観察眼によって暴かれたのでした。

エピソードの見どころ

このエピソードの見どころは、やはり「時間差殺人」というトリックでしょう。犯人がアリバイを持っていても殺人が実行されるという手法は、古典的ながらも非常に効果的です。

また、コナンの観察力の鋭さも光ります。麗花の服が必要以上に濡れていること、浴室の蛇口がシャワーになっていたこと、そして犯人のシャツに付いた不自然な水のシミ。これらの小さな違和感を見逃さず、真相に迫っていくコナンの推理力はさすがですね!

エピローグの面白さ

エピソードの最後には、登校中のコナン、蘭、園子の会話があります。蘭は薬で眠らされていた時に「新一が助けに来たような気がする」と言い、コナンは焦ります。

園子は「だって新一くん、その別荘に行ってないんでしょ?」と突っ込み、蘭も「そんなわけないよね!あの推理オタクが」と言います。コナンは「おいおい。その辺にしとけよ、お前ら…」と内心ツッコミを入れるんですよね。このやり取り、いつ見ても面白いです!

まとめ:時間差トリックの妙味

「資産家令嬢殺人事件」は、コナンの初期の名作エピソードの一つだと思います。特に時間差トリックという古典的な手法を使いながらも、シャワーを使って静かに水を溜めるという新しい工夫が加えられています。

また、犯人を特定する決め手となった「水のシミの位置」という些細な証拠も見事です。大きな証拠がなくても、小さな矛盾から真相に迫るというコナンらしい推理が光る回でした。

皆さんも機会があればぜひこのエピソードを見返してみてください。初見では気づかなかった伏線や小さな証拠に気づくかもしれませんよ!

次回は「優勝旗切り裂き事件」について振り返ってみたいと思います。これもなかなか面白い学校内の事件なので、お楽しみに!

それでは、また次回の「カズオブログ」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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