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コナン37話「サボテンの花殺人事件」ネタバレ!サボテンが持つ意味とは?

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします。最近、娘がコナンにハマりすぎて、毎晩「パパ、一緒に見よう!」と誘ってくるんですよ。おかげで私も50歳にして名探偵コナンの魅力にどっぷりハマってしまいました(笑)。

さて今回は、アニメ「名探偵コナン」第37話「サボテンの花殺人事件」について詳しく振り返っていきたいと思います。実はこのエピソード、タイトルに「殺人事件」とありますが、最終的に殺人は起きていないという珍しい回なんです。でも、その分人間ドラマが深くて、私は何度見ても心に残る話だと思っています。

目次

「サボテンの花殺人事件」のあらすじ

この話は、毛利探偵事務所に持ち込まれた「人探し」の依頼から始まります。依頼人の岡谷典子(おかや のりこ)という女性は、信州旅行中に知り合った北川強史(きたがわ つよし)という男性を探して欲しいと小五郎に依頼します。

典子は北川に恋をしていると言いますが、彼女が描いた北川の似顔絵があまりにも悪意のこもった表情で描かれていることに、コナンは違和感を覚えます。でも、美人に弱い小五郎はあっさり依頼を引き受けてしまいました。なんていうか、小五郎さんって本当に単純なんですよね(笑)。

典子の秘密

その後、典子が事務所にハンカチを忘れたことに気づいたコナンは、彼女のアパート「スミレ荘」に届けに行きます。お礼にとココアをご馳走になることになったコナンですが、部屋の中を観察していると不審な点に気づきます。

まず、石油ストーブが見当たらないのに灯油タンクがあること。そして棚には痴漢撃退用スプレーが置いてあり、その上の段には「サボテンを抱えてニッコリ笑う男性の写真」が飾られていました。典子はその男性について「恋人だったけどフラれた」と説明しますが、コナンは何か嘘を感じ取ります。

それから1週間後、水族館に向かう電車の中で偶然、喪服姿の典子を目撃したコナンは、少年探偵団との約束を放り出して彼女の後をつけることに。そして辿り着いた先は墓地でした。

真相が明らかに

墓地で典子の友人・佐伯と出会ったコナンは、衝撃の事実を知ります。典子が拝んでいたのは、彼女の婚約者だった山口達男(やまぐち たつお)のお墓だったのです。山口は今年の6月初めに信州で交通事故に遭い亡くなっていました。

佐伯の話によると、山口は自分の車に典子を乗せて信州にドライブに出かけたところ、崖に突っ込む事故を起こしてしまい、山口は他界、典子は大怪我を負ったとのこと。実は典子が探していた北川は、山口の車に追突して事故を引き起こした張本人だったのです!

コナンはすぐに事態を把握します。典子は復讐のために北川を探していたのであり、小五郎が北川の居所を突き止める前に典子の気持ちを変える必要があると考えました。

シャコバサボテンの力

佐伯の車に乗り込んだコナンは、手に鋭い痛みを感じます。それはシャコバサボテンの棘でした。佐伯によると、山口が生前に育てていたサボテンを友人のところに運んだ際についたものだとのこと。

シャコバサボテンが「クリスマス・カクタス」という別名を持つことを思い出したコナンは、ある作戦を思いつきます。しかし、その時すでに小五郎は北川の住所を突き止め、典子に伝えてしまった後でした。

クライマックスの展開

典子はすでに北川の自宅に到着し、屋上で北川と彼の恋人を見つけます。彼女は痴漢撃退用スプレーを北川の目に噴きかけ、ガソリンをかけて火をつけようとします。典子は「あんたたちは人間のクズよ。覚悟しなさい。死んだ彼と同じ苦しみを与えてやるわ!」と叫び、自分も一緒に死ぬつもりでした。

そこにコナンが現れ、シャコバサボテンの鉢を4つ抱えて登場します。「きれいだね、このシャコバサボテン。外国じゃ、冬に花が咲くからクリスマスプレゼントとして親しまれ、クリスマス・カクタスとも呼ばれてるんだよね?」とコナンが語りかけると、典子は山口の育てていたサボテンだと気づきます。

夕陽に照らされて輝くサボテンの花をじっと見つめた典子は、ゆっくりとコナンに歩み寄り、サボテンの鉢を受け取ると、それをギュッと抱きしめて涙を流し、犯行を思い留まったのでした。

この話の見どころと感想

この話の最大の見どころは、やはりシャコバサボテンの花が持つ象徴性でしょう。山口が大切に育てていたサボテンが、典子の復讐心を鎮め、新たな人生への一歩を踏み出すきっかけになったという展開は、とても心に残ります。

また、この話は珍しく殺人事件が起きない回ですが、その分人間ドラマがしっかりと描かれています。復讐に燃える典子の気持ちも、コナンの機転も、どちらも納得感があって素晴らしいストーリーだと思います。

サブストーリーの面白さ

この話のエピローグでは、水族館に行った少年探偵団の様子が描かれます。元太が足を滑らせてイルカのプールにダイブする写真を見せられたコナンが「ははは。行かなくて良かったぜ」とつぶやくシーンは、ちょっとしたユーモアになっています。

ちなみに、小学1年生だけで水族館に行くという設定は、今の時代だとちょっと考えられないですよね。昔のアニメならではの緩さを感じます(笑)。

「サボテンの花殺人事件」の裏話と豆知識

この話は1996年11月11日に放送された回で、OPテーマは「Feel Your Heart」(VELVET GARDEN)、EDテーマは「迷宮のラヴァーズ」(heath)でした。コナン初期の雰囲気が感じられる回ですね。

また、シャコバサボテンは実際に冬に花を咲かせることから「クリスマス・カクタス」と呼ばれています。日本でも人気のある観葉植物で、育てやすいことから多くの家庭で親しまれていますよ。

視聴者の反応

男性/40代前半/会社員 典子さんの気持ちが痛いほど分かります。でも最後にサボテンを抱きしめるシーンは本当に泣けました。コナンくんの機転が素晴らしい!

女性/30代後半/主婦 この話は殺人事件がないけど、人間ドラマがしっかりしていて好きな回です。恋人を亡くした悲しみと復讐心、そして最後に思いとどまるまでの心理描写が丁寧で感動しました。

まとめと次回予告

「サボテンの花殺人事件」は、復讐に燃える女性の心を、亡き恋人の形見であるサボテンの花が鎮めるという心温まるストーリーでした。殺人事件は起きませんでしたが、人間ドラマとしての深みがあり、コナンシリーズの中でも印象に残る回だと思います。

次回は第38話「赤鬼村火祭殺人事件」について振り返る予定です。こちらは和風ホラーテイストの怖い話になっていますので、お楽しみに!

それでは、また次回のカズオブログでお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナン考察を続けていきますよ!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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