『カズオブログ』管理人のカズオです。今回は、警察学校組の一人・伊達航の死亡回について振り返ってみます。
娘と一緒にコナンを読み進めていたとき、「この人もう死んでるんだ…」と初めて気づいて、かなりショックを受けたのが伊達さんでした。
今回は、伊達航がどの話で死亡したのか、死因や手帳の意味、安室透の「ごめんな」まで、ひととおり整理していきますね。
伊達航ってどんな人物?まず整理しておこう
伊達航は、コナン本編の開始時点ではすでに亡くなっている刑事です。元は警視庁捜査一課強行犯三係に所属し、高木刑事の教育係を務めていました。
佐藤刑事より1歳年上で、老け顔なのに意外と若い、というギャップもあるキャラクター。高木渉と名前の「わたる」が同じだったことから、「ワタル・ブラザーズ」と周囲に勝手に触れ回っていたほど気さくな人物でした。
警察学校時代は、降谷零(安室透)・松田陣平・萩原研二・諸伏景光と同じ教場にいた班長的存在。警察学校組の中でも、兄貴分としてみんなに慕われていた人物です。
伊達航の死亡回は原作何巻・アニメ何話?
結論から言うと、伊達航の死亡シーンが描かれるのは次の通りです。
- 原作(漫画)
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76巻〜77巻(file9〜file2)
- アニメ
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第681〜683話「命を賭けた恋愛中継」
- 命日
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2月7日(享年28歳)
アニメで言うとシーズン18の681話から始まるエピソードです。この回は単なる事件解決エピソードではなく、高木刑事の過去と伊達航の死が深くリンクしている重要な話になっています。
伊達航の死因と、あの瞬間に何が起きたのか
さてさて、ここが一番気になる部分ですよね。伊達航の死因は、居眠り運転の車による交通事故でした。
事件の内容は、結婚詐欺に関わる事件の捜査でした。被害者の一人が命を絶つという辛い経緯もある中、伊達と高木は徹夜で張り込みを続け、なんとか犯人の逮捕に成功します。
犯人を捕まえた後、伊達は高木に恋人のナタリーの写真を見せようとして、ポケットから手帳を取り出しました。ところが、うっかり手帳を落としてしまい、拾おうとしゃがんだ瞬間に居眠り運転の車にはねられたのです。
「事件中に命を落とした」ではなく、「犯人を取り押さえた直後の不意の事故」だったという点が、この死を余計に理不尽に感じさせます。私もここを読んで「えっ、なんで今…?」と思わず声が出ました。
伊達航の死に黒の組織は関係してる?
「警察学校組は全員殉職している」という話を知って、「もしかして黒の組織が絡んでいるのでは?」と思う人も多いようです。ただ、伊達の場合は純粋な交通事故として描かれており、組織による暗殺などの描写は今のところありません。
作中でも墓参りのシーンまで描かれており、生存説を裏付けるような要素は現時点では見当たらないというのが正直なところです。
遺品の手帳に込められた意味が重すぎる
伊達が息を引き取る直前、高木刑事に手帳を託します。その中には、恋人のナタリーへ渡そうとしていた指輪が入っていました。
しかしここで、さらに辛い展開が続きます。ナタリーは伊達の死を知ったあと、後追い自殺をしてしまいます。高木は結局、指輪を届けることができませんでした。
高木刑事はその後も伊達から受け取った手帳を大切に使い続けています。遺品の手帳を真っ黒になるまで使い続けた高木の思いが、この物語の中心にあると言っても過言ではありません。
慎重派の私としては、「手帳ってそんなに大事なアイテムだったんだ」と気づいてから、高木刑事が手帳を取り出す場面をいちいちチェックするようになりました。
安室透の「ごめんな」はどんな意味?
コナンファンの間でも特に注目されているシーンが、90巻file7「裏切りの行方」に登場する安室透の「ごめんな」という書き込みです。
このエピソードは、あるミュージシャンが殺害されるという事件が舞台。高木刑事が担当した事件で、筆跡鑑定のため現場にいた人物に「ゴメンな」という文字を書いてもらう流れになります。その場に居合わせた安室透が、高木刑事の手帳に「ゴメンな」と書き込むのです。
安室透は警察学校時代、伊達航と同期の友人でした。伊達の死後に警視庁で伊達がもういないことを初めて知り、「もう用はなくなった」と立ち去る描写があります。その後の「ゴメンな」は、伊達への後悔と、連絡できていなかった時間への謝罪が込められているとファンの間で考察されています。
計算されたシーンなのか、偶然の演出なのかは作者のみぞ知るところですが、高木刑事の手帳を通じて安室透と伊達航の「会話」が成立した、というのが個人的にはジーンとくるポイントです。
カズオ手帳一冊でここまで伏線が広がるのが、コナンの怖いところだよね
手帳はその後も物語に絡んでいく
伊達の手帳は、90巻だけでなく101巻でも再登場しています。当時の高木刑事との待ち合わせについて暗号で書かれた内容が含まれており、事件の手がかりにもなっています。
「形見だから大切にしまっておく」ではなく、「現役で使い続ける」という高木刑事の姿勢が、伊達への敬意をストレートに表していますよね。
今後も手帳を通じた新たな伏線が出てくる可能性はじゅうぶんあります。高木刑事が登場するエピソードでは、手帳の存在にも注目しておくといいですよ♪
このエピソードの見どころを3つピックアップ
「命を賭けた恋愛中継」は伊達航の死が描かれるだけでなく、高木刑事・佐藤刑事・コナンがからんだ骨太な事件エピソードにもなっています。見どころをざっと整理しておきます。
- 徹夜明けの刑事がなぜ事故に遭ったか——偶然の積み重なりが切ない
- 縛られた高木刑事が伊達の思い出を反芻するシーン
- 佐藤刑事と高木刑事が伊達の墓参りに行く場面の余韻
単なる「過去キャラの追悼話」ではなく、現在進行形の事件と過去が重なるように描かれているのがこの回の特徴です。読んで「あ、そういうことか!」となる構成だと思います。
よくある疑問に答えていく
伊達航は生きてる可能性はある?
結論、現時点では生きている可能性は低いと考えられます。作中では息を引き取る描写がしっかりあり、後から墓参りのシーンも描かれています。黒の組織との関係も今のところ描かれていないため、諸伏景光のような「実は生きていた」展開は今のところ考えにくい状況です。
警察学校組は全員死亡してるの?
降谷零(安室透)以外の4人、つまり伊達航・松田陣平・萩原研二・諸伏景光はいずれも殉職しています。それぞれ死因や経緯が異なり、安室透が唯一の生存者です。この事実を知ったうえでコナンを読むと、安室透のキャラクターの重さがより際立ちますよね。
このエピソードを振り返って——次への期待
伊達航の死は事件解決後の「不意の事故」という点で、他の警察学校組とは異なるやるせなさがあります。犯人を捕まえて、恋人の写真を見せようとした、その瞬間に——という流れは、読んだ人の記憶に残り続けるシーンだと思います。
高木刑事の手帳は101巻でも伏線として機能しており、まだ役割が終わっていないかもしれません。今後、手帳の中に残された暗号や伊達の手がかりが、新たな事件に絡んでくる可能性もじゅうぶんあります。
50歳から読み始めた私でも、この手帳エピソードは何度読んでも「こんなところに伏線があったのか!」と感じさせてくれます。警察学校組の話が本編に絡んでくるエピソードは、これからも目が離せないですね。続きを読むのが楽しみです!








