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工藤優作の仕掛けた宝とは?コナン33話「探偵団サバイバル事件」を振り返る!

こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにドハマりしていて、家族で一緒に見る機会が増えました。50歳からのコナンデビューですが、すっかりファンになっちゃいましたよ。

今回は、アニメ「名探偵コナン」第33話「探偵団サバイバル事件」について、ネタバレありで振り返ってみたいと思います。この回は少年探偵団の絆と、コナンこと工藤新一とその父・優作との親子の絆が描かれた、とても心温まるエピソードなんですよね。

それでは早速、この回の内容を詳しく見ていきましょう!

目次

「探偵団サバイバル事件」のあらすじ

第33話「探偵団サバイバル事件」は、コナン、元太、光彦、歩美の少年探偵団メンバーが阿笠博士に連れられて川原でキャンプをする話から始まります。博士から古い宝の地図をもらった子どもたちは、お宝探しに胸を躍らせます。

最初はその胡散臭い地図に興味を示さなかったコナンですが、博士が釣りを始めてしまい、元太たちだけで宝探しに行かせるのは危険と考え、渋々付き合うことにしました。地図に描かれた「白骨の木」から「ロンドン橋」を目指して進んでいきます。

子どもたちが宝物について、「ダイヤかな?」「宝石かも!」「もしかして徳川埋蔵金?」なんて大はしゃぎしながら山道を歩いていく様子が、なんとも微笑ましいですよね。

危険な冒険の始まり

ようやく「ロンドン橋」と呼ばれる吊り橋にたどり着いた一行。しかし、全員が渡り終えた直後、ロープが切れて吊り橋が崩落してしまいます!これにはコナンも「博士のヤツ、俺たちをこんな危ねェとこに来させやがって!」と冷や汗。でも後戻りできなくなったため、地図に従って先に進むしかありません。

その後も「悪魔の手」や「まだらの紐」など、地図に描かれた場所を巡りながら、コナンの推理で謎を解いていきます。途中、蛇に遭遇して川に飛び込んだり、光彦が溺れると勘違いしてパニックになったりと、ハラハラドキドキの展開が続きます。

さらに進んでいくと「双頭の矢」という場所に到着しますが、なぜか暗号の手掛かりとなる看板が折れています。コナンは、先ほど山道で遭遇した怪しい男2人の仕業ではないかと考えます。

コナンの推理が冴える!謎解きの連続

壊された看板には何か文字が彫られていますが、読み取れません。そこで歩美が「紙を当てて鉛筆でこすれば文字が浮き出るんじゃない?」と提案。でも紙も鉛筆も持っていないんですよね。

そこでコナンが機転を利かせて、水筒の水を看板にかけ、土をすり込んで余分な土を取り払うことで、文字を浮かび上がらせました。そこには「太陽の針 時と共にその指し示す東へ進め!!」という暗号が!

方位磁石がないため、コナンは腕時計を使って東の方角を確認します。腕時計の短針を太陽に向け、短針と12時の中間が南を指すので、そこから90度左が東という原理を使ったんですね。こういう知識、大人になってもなかなか覚えてないですよね。私も娘に「パパ、方角わかる?」って聞かれて答えられず、恥ずかしい思いをしたことがあります(笑)。

最終地点「大熊と子熊の丘」での謎解き

さらに地図を頼りに進んでいくと、ついに最終地点「大熊と子熊の丘」に到着します。ここでの暗号は「空の水と石の導く点より歩を進める事 五」。何やら難しそうですね。

コナンは元太の肩に乗って周囲を見渡し、5本の石柱が「W」の形に並んでいることに気づきます。「W」は「WEST(西)」を表していると考え、西に5歩進んでみますが何も見つかりません。

そんな時、光彦が丸太に躓いて石に頭をぶつけるハプニングが発生。これがきっかけで、コナンは丸太と石で北斗七星の形が作られていることに気づきます。「大熊座で柄杓の形だから空の水か!」と閃くコナン。

暗号の「空の水と石の導く点」は北極星のことだったんです!北極星は北斗七星の端にある2つの星を約5倍延ばしたところにあります。実際に調べてみると、5本の石柱で作られたカシオペア座と、丸太と石で作られた北斗七星の間に「P」と書かれた石がありました。

「P」は北極星(Polaris)の頭文字です。そこから西へ5歩進むと、地下へ続く階段が現れました!

宝物の正体と強盗犯の出現

階段を降りていくと、そこにはバッグに詰められた大量の宝石が!子どもたちが宝石に見入っていると、山道で見かけた怪しい男が現れ、拳銃を向けてきます。

ここでコナンの出番です!キック力増強シューズを使って宝石が入ったバッグを蹴り、見事に男に命中させて吹っ飛ばします。さらに階段の上で待っていたもう一人の強盗犯にもバッグを蹴り当て、2人とも意識を失いました。

歩美が何が起きたのか分からず首を傾げていると、コナンは「石につまずいて頭打ったんじゃないの?」と上手くごまかします。さすがコナン、機転が利きますね!

本当の宝物とは

その後、コナンたちは地下に隠されていた本当のお宝を発見します。宝箱の中に入っていたのは紙切れ1枚だけ。元太たちはガッカリしますが、そこに書かれた文章を読んで心を打たれます。

宝物とはここに辿り着くまでに経験してきた全てのこと。川や滝つぼに落ちたかもしれない。火をおこし、魚をとり、時には友と力を合わせて乗り越えてきたその経験のすべて。今はまだわからないかもしれない。でもきっといつの日にかそのすべては紛れもない宝、財産となるだろう。この冒険を出来る事なら後に続く者たちにも伝え続けて欲しい!
YUSAKU,K 1978,10,10

この文章の「K」の癖のあるはね具合から、コナンは父親である工藤優作が書いたものだと気づきます。これが何よりも嬉しい宝物となったのでした。

その後、ボロボロの姿でテントに戻ったコナンたちは博士に事情を説明し、警察に連絡。宝石強盗たちは逮捕されました。

エピローグ:父から息子へのメッセージ

数日後、阿笠邸を訪れたコナンは、博士から古びた封筒を渡されます。中には優作の書いた原稿が入っていて、タイトルは「我が息子 新一へ」。

実はこの原稿、新一が生まれたすぐ後に盗まれたものでした。捜査の結果、優作のファンの犯行という線で調べられましたが、犯人も原稿も見つからなかったんです。

そして先日、事故で亡くなった宝石強盗の1人が優作の原稿を盗んだ犯人だったことが判明。犯人は優作の原稿を参考に地図を真似て作り、そこに宝石を隠していました。しかし、仲間に隠し場所を教える前に事故死してしまったため、仲間たちが地図を頼りに宝石を探していたというわけです。

「探偵団サバイバル事件」の登場人物

キャラクター 声優 役割
江戸川 コナン 高山みなみ 小学生の姿になった主人公
工藤 新一 山口勝平 高校生探偵。コナンの本当の姿
小嶋 元太 高木渉 少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷 光彦 大谷育江 少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田 歩美 岩居由希子 少年探偵団の一員。ムードメーカー
阿笠 博士 緒方賢一 発明家。コナンの正体を知っている
強盗犯 中田和宏・水鳥鉄夫 宝石を狙う犯人たち

個人的な感想:親子の絆と友情の物語

この「探偵団サバイバル事件」、単なる宝探しの冒険物語ではなく、親子の絆や友情の大切さを教えてくれる素敵なエピソードだと思います。

吊り橋が崩れたり、蛇に遭遇したり、崖を駆け下りたり、川に飛び込んだり、強盗犯に遭遇したり…小学1年生にしてはかなり危険なサバイバルでしたよね。でも、そんな危険な状況でも仲間と協力して乗り切る姿が素晴らしい。

そして何より、工藤優作が息子のために用意した「本当の宝物」のメッセージが心に響きます。物質的な宝物ではなく、冒険の過程で得た経験や友情こそが本当の宝だという教えは、大人になった今読んでも胸に刺さるものがあります。

50代男性/会社員
子どもの頃に見たこのエピソード、大人になった今見ると、また違った感動がありますね。親になって初めて分かる、親の気持ちが詰まったエピソードだと思います。

コナンの見事な推理で宝物にたどり着き、強盗犯もやっつけるという展開も見どころですが、元太、光彦、歩美もそれぞれに活躍していて、チームワークの大切さを教えてくれる良いお話だと思います。

皆さんも、もし機会があればぜひこのエピソードを見直してみてください。きっと新しい発見があるはずですよ!

次回予告:「山荘包帯男殺人事件」

次回の第34話は「山荘包帯男殺人事件(前編)」です。コナンたちが訪れた山荘で起こる不気味な事件。包帯を巻いた謎の男の正体とは?そして事件の真相は?次回も見逃せない展開が待っています!

それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎解きを一緒に楽しんでいきましょうね!

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この記事を書いた人

教育費の確保に悩む4人家族のパパが挑戦!投資、副業、そして賢い節約術を実践しながら、子どもの未来を応援。日々の工夫と努力で、夢への一歩を積み重ねる家計管理の奮闘記。

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