こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマり始めたのをきっかけに、私も50歳にして名探偵コナンの魅力にドップリとハマってしまいました。今回は、アニメ27話「小五郎の同窓会殺人事件(前編)」について詳しく振り返ってみたいと思います。
皆さんは大学時代の同窓会、参加したことありますか?私も数年前に参加しましたが、昔の仲間と再会するのって、なんだかワクワクしますよね。でも、コナンの世界では同窓会が殺人事件に発展してしまうんですよね…。それではさっそく、この事件の内容を見ていきましょう!
事件の発端:銀行強盗と拳銃の行方
この話は、小五郎が大学時代の柔道部の同窓会に参加することから始まります。実は5年ぶりの再会だそうです。最初、蘭とコナンは留守番を言い渡されていたのですが、ある出来事をきっかけに一緒に温泉旅行に行くことになるんです。
その出来事というのが、近くの銀行で起きた強盗事件。小五郎とコナンは強盗犯を追いかけ、コナンがキック力増強シューズでレンガを蹴り飛ばして犯人の手から拳銃を弾き飛ばし、小五郎が見事に犯人を捕まえたんです。
ところが、警察が現場に到着したときには拳銃が消えていました。誰かが持ち去ったようなんです。この拳銃の行方が、後の事件に大きく関わってくるんですよね…。
そして、この強盗事件の現場に居合わせたのが、小五郎の大学時代の友人・堀越由美でした。彼女も同窓会に参加する予定だったんです。
温泉旅館「弁慶」での同窓会
蘭とコナンは、小五郎の命を救ったお礼として温泉旅行に連れて行ってもらうことになりました。小五郎は「なんでガキを連れて行かなきゃならないんだ」とブツブツ言いながらも、結局三人で温泉旅館「弁慶」へ向かうことに。
旅館に到着すると、小五郎の大学時代の柔道部のメンバーが集まっていました。登場人物をちょっとまとめてみますね。
- 綾城行雄(あやしろ ゆきお):38歳、柔道部のエース。現在は高校体育教師。
- 大村淳(おおむら じゅん):37歳、柔道部一の勝負師。現在は模型店経営。
- 堀越由美(ほりこし ゆみ):37歳、柔道部の美人マネージャー。現在は化粧品会社勤務。
- 綾城紀子(あやしろ のりこ):柔道部のアイドルマネージャー。行雄と結婚し、現在は主婦。
- 中道和志(なかみち かずし):柔道部の主将。現在は千葉県警の刑事。
皆さん、それぞれ立派な大人になっていますね。でも、大学時代の思い出話に花を咲かせる中、由美が「景気が悪くて会社の人員整理で首切られそう」「死にたい気分」と暗い発言をして、場の雰囲気が一気に重くなってしまいます。
露天風呂でのハプニング
ここで、ちょっとしたコミカルなシーンが挿入されます。蘭とコナンが露天風呂から戻ってくると、蘭が「コナンくんと一緒に入ったよ」と言い出して、コナンが鼻血を出すシーン。これ、実は工藤新一の正体がバレるかもしれないドキドキの瞬間なんですよね。
蘭は「コナンくんはまだ子供よ、子供!」と言っていますが、コナンは心の中で「正体バレたら殺されるな、絶対…」と思っています。このギャップがたまらないですよね!
卓球場での出来事と由美の不在
さて、話を戻しましょう。同窓会メンバーは大学時代のアルバムを見ながら思い出話に花を咲かせていました。そこで明らかになったのは、中道と由美が大学時代に付き合っていたということ。でも、今は別れていて、中道は年内に結婚が決まっているそうです。
その後、中道の提案で卓球をすることになりましたが、由美だけは「パス」と言って部屋に戻ってしまいました。由美を除いた全員で卓球を楽しんでいる最中、大村がトイレに行き、戻ってきたときには何か慌てた様子だったようです。
また、卓球の最中に蘭と中道の会話から、中道は柔道部で一番強かったわけではなく、彼よりも強い人物がいたことが明かされます。中道は「蘭ちゃんも知ってるヤツだよ。この宿にも来てる」と言っていますが、この発言が後の事件解決の重要なヒントになるかもしれませんね。
花火大会と悲劇の発見
卓球の後、一同は花火大会に行くことになりました。中道はラケットとネットを返却した後に合流するとのこと。コナン、小五郎、蘭、大村は先に宿を出ましたが、途中で蘭が由美のことを思い出し、コナンと一緒に宿に戻ります。
由美の部屋(201号室)をノックしていると、中道がやってきて「由美は人に起こされると機嫌が悪いから」と言って、起こすのをやめるよう忠告します。中道は「卓球で汗をかいたから風呂に入っていた」と説明しています。
結局、由美を起こすのを諦めた蘭とコナンは、行雄と紀子と一緒に花火大会の会場へ向かいます。しかし、人混みの中で中道、行雄、紀子とはぐれてしまい、小五郎と大村だけが待っていました。大村は3人を探しに行くと言って駆けていきました。
花火大会が終わり、宿に戻った一同。夕食の時間になっても由美は現れません。小五郎は「大村は大村で、みんなを捜しに行ったきり帰ってこねぇし」と不満を漏らしていますが、大村は「場所がわからなくなっちゃって」と言い訳しています。
悲劇の発見:由美の死
紀子が「さすがにもう起きてもいい頃なのにね?」と言うと、行雄は「アイツきっと拗ねとるんやで。花火見に行かれへんかったもんやから」と言います。中道の提案で、全員で由美を起こしに行くことになりました。
201号室の前に着き、ドアをノックしても返事がないので、仕方なく中に入ると…そこには、側頭部を銃で撃ち抜かれた由美の姿がありました。
行雄と紀子が由美に駆け寄ろうとしますが、中道は「触るな!この部屋には、刑事のわしと探偵の毛利以外は入っちゃいかん!」と制止します。小五郎が確認すると、由美はすでに亡くなっており、こめかみには銃痕、右手には拳銃が握られていました。
コナンがその拳銃を見て「もしかしてその拳銃、あの銀行強盗が持ってたやつじゃないの?」と言うと、小五郎が確認。銃身には何かが当たったような傷がついていて、それはコナンが蹴ったレンガによって作られたものだと思われます。
小五郎は「由美は最初から使う目的があって銃を拾ったというわけか…」と考え、由美が自殺する気で同窓会に参加したと推測します。
不審な点と謎
天気が崩れ、警察の到着まで2時間かかることがわかりました。大村からカメラを借りた中道は、小五郎とともに検視を始めることに。遺体の硬直具合から見て、亡くなったのは7時間ほど前だということがわかりました。
念のために死斑も調べようと浴衣を脱がすと、由美は下着をつけていなかったという不審な点が見つかります。コナンも他にいくつかの不審な点に注目しています。
- ロビーにいた時、由美が着ていた小さいサイズの浴衣が、なぜか大きいサイズに変わっている
- 拳銃を握っている手の指が、引き金から外れたまま硬直している
コナンが「何よりおかしいのが、この頭の…」と言いかけたところで、小五郎に頭を殴られて部屋から追い出されてしまいます。
由美が亡くなったと思われる7時間前の午後3時は、ちょうど由美と別れて卓球場へ向かっていた頃です。中道は「恐らく、由美はあの後一人でこの部屋へ戻り、隠し持っていた拳銃で頭を撃ったんだろう」と言い、小五郎も「自殺に間違いないってことだ」と結論づけます。
紀子が「でも、どうして由美が?なぜ自殺なんか…」と疑問を呈すると、行雄は「そういえば由美、言うとったな。”死にたい気分だわ”って。きっと思い詰めてたんや」と言います。
しかし、コナンは自殺ではなく他殺だと考えているようです…。
まとめと次回への期待
この「小五郎の同窓会殺人事件(前編)」は、1996年8月5日に放送されたエピソードです。小五郎の大学時代の同窓会が殺人事件に発展するという展開で、前編と後編の2話構成になっています。
今回の事件のポイントをまとめると:
- 銀行強盗事件で行方不明になった拳銃が由美の手に握られていた
- 由美は「死にたい気分」と発言していた
- 遺体発見時の状況から自殺と思われるが、コナンは他殺だと考えている
- 不審な点として、浴衣のサイズが変わっていることや、拳銃の握り方などがある
次回の「小五郎の同窓会殺人事件(後編)」では、コナンが考える他殺説の根拠や、真犯人の正体が明らかになるでしょう。中道の言っていた「蘭ちゃんも知ってる、柔道部で一番強かった人物」も気になりますね。
さて、次回の展開はどうなるでしょうか?私の予想では、由美の死は確かに他殺で、犯人は同窓会メンバーの中にいると思います。不審な行動をしていた大村や、卓球後に風呂に入っていたと言う中道あたりが怪しいですね。また、浴衣のサイズが変わっていたことから、遺体が別人である可能性も考えられます。コナンがどのように真相を暴いていくのか、次回が楽しみです!
皆さんは、どう思いますか?犯人は誰だと思いますか?ぜひコメント欄で予想を教えてくださいね!それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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