こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も娘と一緒にコナンを見ていたら、なんとも感動的なエピソードだったので、皆さんにもシェアしたくなりました。50歳からコナンにハマった私ですが、毎回新しい発見があって楽しいんですよね。今回は第218話「封印された目暮の秘密(後編)」について詳しくお伝えします!
この話は2000年12月に放送された回のデジタルリマスター版なんですが、懐かしのBGMも含めて見応えたっぷりでした。皆さんは目暮警部の過去について知りたいと思ったことありませんか?この回では、いつも帽子をかぶっている理由が明かされるんです!
連続婦女殴打事件の全容
まず事件の舞台は「杯戸百貨店」。ここで連続婦女殴打事件が発生し、蘭が地下駐車場で四人目の犠牲者を発見したことで殺人事件へと発展します。コナンたちが現場に駆けつけると、被害者の女性の靴が脱げ落ちていることに気づきます。
コナンは被害者たちの共通点を探っていくうちに、ある不自然な点に気づきました。被害者の女性たちは、メイクはバッチリなのに、なぜかペタ履きの靴を履いている。しかも、サイズも合っていないようなんです。これって、かなり不自然じゃないですか?
実はこれ、被害者たちが厚底ブーツを履いているという事実を隠すためのカモフラージュだったんです!犯人は、車を運転する厚底ブーツの女性をターゲットにしていたんですね。
犯人の動機が明らかに
調査を進めると、以前このデパートで交通事故があり、その原因の一つが厚底ブーツを履いていたことによるブレーキ操作の遅れだったことが判明します。犯人はその事故で亡くなった男の子の親族で、復讐のために厚底ブーツを履いて運転する女性を次々と襲っていたんです。
事故当時、加害者は未成年だったため厳罰にならなかったことも、犯人の怒りに拍車をかけていました。そして犯人は、なんとこの駐車場の管理人として働いていたんです!現場で警備員として働きながら、厚底ブーツを履いた女性ドライバーをマークしていたというわけです。
こういう「自分なりの正義」を振りかざす犯人って、リアルでも時々ニュースになりますよね。歩きスマホを注意するために体当たりするような人とか…。でも、それって結局は自分の感情を満たすための行為でしかないんですよね。
園子が危機に!閉店後の百貨店で追いつめられる
さて、事件解決に向けて動き出したところで、園子がトイレに行くために小五郎の車に荷物を置いていきます。ところが、閉店間際で近くのトイレは清掃中。遠いトイレまで行かなければならなくなった園子ですが、そのうちにデパートが閉まってしまい、電気も消えてしまいます。
そんな中、警備員(犯人)が園子を襲います!なんと犯人は、車に荷物を置く厚底ブーツを履いた園子を見て、ドライバーだと勘違いしてしまったんです。これはヤバい!園子、危機一髪!
園子は咄嗟に手に持っていたものを投げて犯人の顔面に命中させ、サングラスを外すことに成功。顔を見られた犯人は、「運転のマナーがなってない若者にちょっと痛い思いをさせるだけのつもりだったのに、口封じのために消さなくては…」と考えてしまいます。
暗いデパートの中を必死に逃げる園子。彼女はケータイをつなぎっぱなしにしていたので、コナンたちは音を頼りにフロアを特定しようと試みます。プリクラの音を頼りにゲームコーナーへ行くも、すでに立ち去った後でした。
目暮警部の活躍!
さらに犯人が暴れたことで何かが床に落ちて「ジャラジャラ」という音が聞こえます。佐藤刑事はそれを「水槽に使う砂利の音ではないか」と推理し、みんなペット売り場へ向かいます。
しかし、目暮警部だけは違う答えを出していました。ペット売り場に到着したコナンたちですが、園子たちの姿はなく…。一方、別のフロアで追い詰められてしまう園子。
「これまでか…」と思われたところで、間一髪で目暮警部が間に入ります!実は、あの「ジャラジャラ」という音は碁石の音だったんです。目暮警部はそれを見抜いていたんですね。さすが目暮警部、かっこいい!
犯人は「厚底ブーツで車を運転する行為はほめられたことではない」と言いますが、目暮警部は「ただ暴力をふるうだけなんて、ただの八つ当たり」と厳しく指摘します。特に園子については完全な誤解だったわけで、犯人の行為は正義でも何でもなかったんです。
目暮警部の封印された過去
事件解決後、目暮警部は頭に傷を負って入院することになります。お見舞いに訪れたコナンたちは、松本警視から目暮警部の過去の事件について聞かされます。
実は今回の事件と似たような事件が過去にもあったんです。ロングスカートのスケバン風の女子高生にカツアゲされた恨みから、似た格好の生徒が連続でひき逃げに遭う事件があり、エスカレートして死者も出ていました。
友人の仇を取るために囮捜査を申し出た女子生徒がいて、当時の目暮警部が張り込みをしていたものの、本当に犯人に襲われてしまったんです。目暮警部はナンバーを控えていたことから犯人を逮捕できましたが、自身は頭に傷を負ってしまいました。
そして、それ以来、目暮警部はその事件のことを聞かれないよう、傷を隠すために帽子を常にかぶっているのだと松本警視は説明します。
感動の真実
コナンたちは「なんて悲しい事件なんだ…」と思いますが、実はその女子高生は生きていて、今の目暮警部の奥さんなんです!そう、あの事件が二人の馴れ初めだったんですね。
目暮警部が帽子をかぶっているのは、思い出したくないからというより、馴れ初めをちゃかされるのが嫌だからだったんです。なんともいたましくも温かい話でした。
この回は、「正義感」というものの危うさと、同時に人と人との絆の温かさを描いた素晴らしいエピソードだと思います。特に目暮警部の過去が明かされるという意味で、コナンファンにとっては見逃せない回ですよね!
まとめ:218話の見どころ
この回の見どころをまとめると:
- 厚底ブーツを履いた女性ドライバーを狙った連続婦女殴打事件の真相
- 園子が犯人に追いつめられる緊迫のシーン
- 目暮警部の活躍と推理力の高さ
- 目暮警部がいつも帽子をかぶっている理由の感動の真相
- 「正義感」の名の下に行われる暴力の愚かさ
2000年に放送された回ですが、今見ても色あせない内容ですね。特に目暮警部の過去が明かされるという点で、コナンの世界観を深める重要なエピソードだと思います。
次回は219話「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」です。これは2時間スペシャルで、烏丸蓮耶や白馬探など重要キャラクターが初登場する回なので、これまた見逃せませんね!きっと娘も大喜びするでしょう。私も今から楽しみです!
皆さんも是非、この218話をチェックしてみてくださいね。目暮警部の意外な一面を知ることができますよ!それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!
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