こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにどハマりしていて、「パパも一緒に見よう!」と誘われるようになりました。50歳からのコナン入門、なかなか新鮮な体験ですよ。今回は第183話「危険なレシピ」のネタバレ解説をしていきます。この話、実はとってもスリリングで、子どもたちの何気ない遊びが大事件を防ぐことになるんですよね。それではさっそく見ていきましょう!
第183話「危険なレシピ」の基本情報
まずは基本情報からサクッとおさらいしておきましょう。この話は2000年3月6日に放送された第183話で、タイトルは「危険なレシピ」。OPテーマは「ミステリアス・アイズ」(ガーネットクロウ)、EDテーマは「シークレット・オブ・マイ・ハート」(倉木麻衣)でした。この頃のコナンって、本当に名曲揃いでしたよね!私も当時は気づかなかったけど、今聴くとノスタルジックな気分になります。
前回の第182話は「大捜索九つのドア」、次回の第184話は「呪いの仮面は冷たく笑う」という話でした。この時期のコナンはストーリー性が濃くて、毎回ワクワクしながら見ていたのを思い出します。
「危険なレシピ」のあらすじ
コナン、元太、光彦、歩美の4人は、米花駅前のデパートで遊んだ後、地下1階の食品売り場へ向かいます。そこで光彦が「拾ったレシートでその家の献立を推理するゲーム」を提案。これが事件解決の鍵になるとは、この時点では誰も想像していませんでした。
子どもたちは次々とレシートを拾って献立を推理していきます。1枚目はじゃがいも、たまねぎ、鶏卵、牛ひき肉、パン粉のレシートで、歩美がコロッケだと答えました。2枚目は若鶏もも肉、ケチャップ、グリーンピース、トマト、レタス、セロリで、元太がチキンライスと答え、光彦が野菜サラダ付きだと補足。なかなか鋭い推理ですよね!
3枚目はじゃがいも、たまねぎ、牛肉、小麦粉、白砂糖。これには頭を悩ませる子どもたち。コナンは砂糖は予備として買った可能性があると推理し、クリームシチューかグラタンの可能性を指摘します。さすがコナン、考え方が柔軟ですね!
不審なレシートの発見
4枚目のレシートには、ペティナイフ、まな板、おろし器、ハンディグローブ、フードケース、ちりとりが記載されていました。光彦は引っ越してきたばかりの人が料理を始めるために用具を揃えたと推理。でも、そのレシートには続きがあり、仮面ヤイバーカラーボール、単2電池、ハンドルライト、そしてクロニンという薬品が購入されていたんです。
コナンはこの「クロニン」という単語に違和感を抱きます。クロニンは皮膚の消毒や殺菌に使われる薬品ですが、高い毒性を持っているため危険な薬品としても知られているんです。これはただ事じゃない!と感じたコナンは、店の人に聞き込みを始めます。
犯人像が浮かび上がる
レジを担当した荒井真佐子さんによると、クロニンを買った人物は20歳くらいの男性で、クロニンが在庫切れだと言われると、どうしても今日必要だと落ち着かない様子で話したそうです。これは怪しい…!
コナンたちは情報をまとめました。クロニンを購入したのは、身長170cm前後、茶髪にメガネ、痩せ型で黒っぽい上着を着ている男性。問題は、この男が何の目的でクロニンを買ったかです。
さらに調査を進めると、男は3日前に出たばかりの新製品のハンドルライトと電池を自転車屋で購入していたことが判明。また、コンビニでビニール傘を買ったレシートもあり、コナンは男が自宅から歩いて米花駅へ向かう途中、急に雨が降ってきたためコンビニで傘を買ったと推理します。
これらの情報から、男の自宅はコンビニの近くで、傘を取りに戻るには面倒な距離の場所にあると考えられます。さらに、包丁やまな板を買った点から、家族一緒ではなくアパートかマンションに一人暮らしだと推測できました。コナンの推理力、やっぱりすごいですね!
事件の真相
手掛かりは自転車屋で購入したハンドルライト、そして自宅はコンビニから傘を取りに戻るには面倒な距離に位置しているという2点。元太たちは近辺のアパートやマンションで、買ったばかりのハンドルライトがついている自転車を探すことにしました。
コナンはスケボーを取りに探偵事務所へ戻り、その後元太からDBバッジで連絡が入り、目標の自転車を発見したと報告がありました。コナンたちは男のアパートを発見し、監視を始めます。
すると、特徴どおりの男がアパートから出てきて、自転車に乗って走り去りました。コナンはスケボーで追跡しようとしますが、元太たちも一緒に乗りたいと言い出し、4人でスケボーに乗って男を追いかけます。重すぎて速度が出ないため、一時は見失いそうになりましたが、何とか追跡を続けました。
犯行現場での対決
角を曲がった先で男を見失いましたが、その角の傍に男の自転車が停められていたことから、付近の家に入ったことは間違いなさそうです。元太が「あの家は絶対に嫌だ」と指差した家には、よく吠える大きな犬がいるとのこと。
これを聞いたコナンは、男がちりとりと仮面ヤイバーカラーボールを何の目的で購入したのか気づきました。コナンたちが大きな犬のいる家へ駆けつけると、予想通り、男はその家の前にいました。
男はカラーボールを庭に投げ入れ、犬の気を逸らせました。その隙に、クロニンで作ったモグラ団子をちりとりに乗せ、それを庭に入れようとします。コナンは男に声をかけ、やめた方がいいと忠告します。「お兄さんがしようとしてることは、れっきとした犯罪だよ!」
ボールで遊んでいた犬が男に気づき、大きな声で吠え立てます。男はモグラ団子を放り捨て、慌てて逃げ出そうとします。光彦と歩美が「お兄さん、村上って名前でしょ!住んでるところも知ってるんだからー!」と声をかけると、男は驚いて足を止めました。
犯人の逮捕
騒ぎを聞きつけて近所の住人たちが家の外へ出てきました。追い詰められた村上は、懐に忍ばせていた棒を取り出し、コナンたちに襲い掛かります。
コナンは「元太、靴脱げ!」と指示。元太が慌てて靴を脱ぐと、コナンはキック力増強シューズでその靴を村上に向けて蹴り飛ばしました。靴は見事に村上の腹部に命中し、後方に吹っ飛んだ村上はそのまま気を失ってしまいました。元太は「おれの靴…」とつぶやくばかり。
その後、住民の通報で警官が駆けつけ、村上は逮捕されました。
事件の動機と結末
後日、コナンたちは再びデパートにやってきました。コナンによると、村上は毎日お気に入りの散歩コースを歩く度にあの犬が猛烈な勢いで吠えかかるため、いつか殺してやりたいと思っていたそうです。モグラ団子を食べさせて動けなくし、棒で殴って殺すつもりだったのです。
何はともあれ事件は無事に解決し、遊びのつもりの献立推理ゲームが、あの犬の命を救うことになりました。懲りずに再びレシートを拾ってきた元太は、さっそくそれを読み上げます。刺身、マヨネーズ、カップ麺…。これらを混ぜ合わせたものを想像したコナンたちは、顔を青くさせてげっそりするのでした。
カズオの感想と考察
この話、子どもたちの何気ない遊びが思わぬ事件解決につながるという展開が面白いですよね。レシートから献立を推理するというゲームも、日常生活の中にある推理要素を見つけ出す良い例だと思います。私も娘と一緒にスーパーに行ったときに、「このレシートで何作るんだろうね?」なんて会話をするようになりました。意外と楽しいですよ!
また、この話では犬が標的になっていましたが、ペットに対する犯罪というのも現実にあり得る話で、身近な問題として考えさせられます。村上の動機も、「犬に吠えられるのが嫌だから殺そう」というのは極端ですが、ご近所トラブルの一例として考えると、日常に潜む危険を描いているなと感じました。
コナンのスケボーに4人で乗るシーンは、アニメならではの面白さがありますね。実際には絶対に無理な乗り方ですが、そのコミカルな描写がこの緊迫した話に少しユーモアを加えています。
印象に残ったシーン
個人的に印象に残ったのは、コナンが元太の靴を使って犯人を倒すシーンです。いつものように麻酔銃ではなく、身近にあるものを武器にするという機転の良さがさすがだなと思いました。元太の靴のサイズ、かなり大きそうですもんね(笑)。当たったら確かに痛そう!
また、子どもたちがレシートから献立を推理するシーンも楽しかったです。日常の中にある推理要素を見つけ出す力は、探偵として大切な資質ですよね。我が家でも、スーパーのレシートを見て「今日の夕食は何かな?」と推理ゲームをしてみようかなと思います。
次回の予告
次回の第184話は「呪いの仮面は冷たく笑う」。タイトルからして、何やら不気味な雰囲気が漂っていますね。仮面が関係する事件ということで、今回の「仮面ヤイバーカラーボール」とも何か関連があるのでしょうか? 次回も楽しみにしていきましょう!
皆さんは「危険なレシピ」をご覧になりましたか? 感想や印象に残ったシーンなど、ぜひコメント欄でシェアしてくださいね。それでは、また次回のコナン考察でお会いしましょう!
「コナンの推理力には毎回驚かされます。レシートから犯人を特定するなんて、日常の中に潜む謎解きの面白さを教えてくれる素晴らしいエピソードでした!」(男性/40代前半/会社員)
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