こんにちは、皆さん！「カズオブログ」管理人のカズオです。今日は娘と一緒に見直した名探偵コナンの第168話「鳥取クモ屋敷の怪（解決編）」についてお話ししたいと思います。この話、実は平次くんと和葉ちゃんが活躍する回で、かなりスリリングな展開だったんですよね。コナン好きの皆さんは覚えてますか？ 1999年11月15日に放送された回です。私も50歳からコナンにハマった新参者ですが、この事件は特に印象に残っています！
鳥取クモ屋敷事件の概要
この事件は、鳥取県の絡繰峠にある武田家で起きた密室殺人事件です。武田家当主の信一が人形倉の二階で首吊り状態で発見されるという衝撃的な内容でした。最初は自殺かと思われましたが、コナンと平次はすぐに他殺だと見抜きます。
事件の舞台となったのは、青山先生の故郷である鳥取県。地元愛を感じる設定ですよね。この事件、実は「蜘蛛御前の祟り」という言い伝えが関係していて、ミステリアスな雰囲気がビシビシと伝わってきます。
登場人物たち
この事件には様々な人物が登場します。まず、被害者である武田家当主の信一。そして、ロバート・テイラーという外国人、武田家の9歳の双子の女の子たち。もちろん、コナン、小五郎、蘭、平次、和葉も重要な役割を果たしています。
特に印象的だったのは、ロバートという外国人。「ござる」口調で話す彼の正体は一体…？ そして不気味な雰囲気を醸し出す双子の女の子たち。彼女たちがロバートを「人殺し」と呼ぶシーンは、娘が「怖い〜！」と言っていましたね。
密室トリックの真相
この事件の最大の謎は、どうやって犯人が密室を作り出したのか。人形倉の二階で信一の遺体が発見された時、入り口の扉は内側から鍵がかかっていました。唯一の出入口である小窓は子供がやっと通れるくらいの大きさしかなく、大人は通れません。
コナンと平次が解き明かしたトリックは、倉の外から信一を殺害する方法でした。これがすごいんですよ！
犯人が仕掛けた巧妙なトリック
犯人はまず、引っ張れば輪が締まる状態にしたロープを梁に結わえ付けました。そして、両端に小さな輪を作った釣り糸でロープの輪の四隅を引っ張り、小窓を囲むように画びょうで固定します。
コナンが現場で発見した画びょうは新しいのに表面が錆びていたんですよね。これが重要な手がかりになりました。このトリックを使って、犯人は倉の外から信一の首を絞めることができたんです。まさに「蜘蛛の糸」のように巧妙な仕掛けでした。
和葉が襲われた真相
事件の途中で和葉が何者かに襲われるシーンがありましたよね。彼女は体を糸でグルグル巻きにされて首を吊られそうになり、コナンと平次が間一髪のところで救出します。
犯人は和葉をスタンガンで襲っていたんです。風呂焚き場のかまどから焼け焦げたスタンガンが発見され、和葉の背中には小さな火傷のような痕がありました。証拠隠滅のためにスタンガンを燃やそうとしたんですね。
和葉が倉の前で拾った小さな球はBB弾だったことも判明します。これらの証拠から、コナンと平次は犯人の正体を突き止めていきます。
真犯人の動機と衝撃の真実
コナンと平次は関係者を人形倉の二階に集め、謎解きショーを始めます。ここでコナンは、いつものように腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理を披露するんですよね。このパターン、何度見ても飽きないですよね！
犯人は「蜘蛛御前の祟り」に見せかけて殺人を誤魔化そうとしていました。実は3年前に亡くなった信一の娘と妻も蜘蛛の巣まみれで発見され、先日亡くなった根岸も同じように糸で絡められていたんです。
犯人の狙いと一連の事件の関係を説明するため、コナンは武田家の人々に辛い事実を告げなければなりませんでした。この真相が明かされるシーンは、本当に緊張感があって息をのみましたよ。
麻薬取引の秘密
実は事件の裏には麻薬取引が隠されていました。段ボールの中には人形が入っていて、その人形の中には麻薬が…。高値で何度も修理の取引をしていたのは、麻薬取引の隠れ蓑だったんですね。
この事件、表面上は「祟り」という超常現象に見えて、実は非常に現実的な動機が隠されていたわけです。コナンの事件って、こういう二重構造になっているものが多くて面白いですよね。
エピローグ：事件の余波
事件解決後、武田家の人々はどうなったのか、そして平次と和葉の関係はどう進展したのか…。このあたりも気になるところですよね。特に平次が和葉に「服脱いでみ！」と言うシーンは、息子が「お父さん、これってアウトじゃない？」と突っ込んでいました（笑）。
もちろん平次は事件解決のために和葉の背中の火傷跡を確認したかっただけなんですけどね。こういう二人のやり取りも、コナンの魅力の一つだと思います。
男性/40代前半/会社員 この回は平次と和葉のやり取りが最高でした！平次の「服脱いでみ！」の一言で和葉が赤面するシーン、何度見ても笑えます。でも事件自体は結構シリアスで、トリックも複雑。コナンらしい良回だと思います。
鳥取クモ屋敷事件の見どころ
この事件の最大の見どころは、やはり「密室殺人」のトリックでしょう。外から糸を使って人を殺すという発想は、なかなか思いつかないですよね。しかも「蜘蛛の祟り」という言い伝えと絡めることで、より一層ミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
また、平次と和葉のコンビネーションも見どころの一つ。二人の掛け合いは、コナンと蘭とはまた違った魅力があります。特に和葉が危機に陥るシーンでの平次の必死さは、二人の関係性をよく表していると思いました。
そして何より、青山先生の故郷・鳥取県が舞台になっているという点も特筆すべきでしょう。地元愛を感じる設定や風景描写は、作者の思い入れを感じさせます。
放送情報と主題歌
この回は1999年11月15日に放送されました。OPテーマは「ミステリアス・アイズ」（ガーネットクロウ）、EDテーマは「Free Magic」（WAG）でした。今聴いても懐かしい曲ですよね。
ちなみにこの事件は、第166話「鳥取クモ屋敷の怪（前編）」、第167話「鳥取クモ屋敷の怪（疑惑編）」、第168話「鳥取クモ屋敷の怪（解決編）」の3話構成になっています。じっくりと事件を描いているので、伏線回収も丁寧で満足度の高い事件だと思います。
まとめ：鳥取クモ屋敷事件の教訓
この事件から学べることは、「表面上の現象に惑わされない」ということでしょうか。祟りという超常現象に見えた事件も、実は非常に現実的な動機と巧妙なトリックによるものでした。
コナンや平次のように、冷静に証拠を集め、論理的に考えることの大切さを教えてくれる事件だったと思います。「為せば成る」という私の座右の銘のように、諦めずに真相を追求する姿勢が大切なんですよね。
次回は第169話「ビーナスのキッス」について振り返ってみようと思います。こちらもまた違ったタイプの事件で、コナンの多様性を感じられる回になっています。お楽しみに！
皆さんは鳥取クモ屋敷の事件、どんな印象でしたか？ 平次と和葉のやり取りで印象に残っているシーンはありますか？ コメント欄でぜひ教えてくださいね！
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