こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。最近、娘がコナンにハマり始めたのをきっかけに、私も50歳にして名探偵コナンの世界に引き込まれてしまいました。今日は第166話「鳥取クモ屋敷の怪(事件編)」について振り返ってみたいと思います。
この話は1999年11月1日に放送された回で、青山先生の故郷である鳥取県が舞台になっています。実は私、鳥取には一度だけ旅行で行ったことがあるんですよね。砂丘がすごかったなぁ。でも、この話に出てくるような怪しい屋敷には遭遇しなかったのが幸いでした(笑)。
さて、皆さんはこの「鳥取クモ屋敷の怪」を覚えていますか?密室での首吊り事件、蜘蛛の糸に絡まれた遺体、そして祟りの噂…。かなり不気味な雰囲気の話でしたよね。それでは早速、ストーリーを振り返っていきましょう!
事件の舞台と登場人物
まずは舞台と登場人物を整理しておきましょう。舞台は鳥取県にある「絡繰峠」という場所にある武田家。この家は地元では「蜘蛛屋敷」と呼ばれているんですよね。なんだかもう名前からして不気味!
主な登場人物は以下の通りです:
- 武田信一:武田家の当主
- 武田龍二:信一の弟(次男)
- 武田陽子:龍二の妻
- 武田勇三:信一の弟(三男)
- 武田絵未・紗栄:龍二と陽子の双子の娘
- 武田深雪:家政婦
- 武田智恵:老女中
- ロバート・テイラー:アメリカ人カメラマン
そして、もちろん毛利小五郎、コナン、蘭、服部平次、遠山和葉も登場します。なんだかんだで平次と和葉が出てくる回って面白いですよね。私、大阪弁の掛け合いが好きなんです。
事件のあらすじ
小五郎たちは武田家からの依頼を受けて鳥取へ向かいます。途中、バイクでガス欠になって困っていた平次と和葉、さらに道に迷っていたアメリカ人カメラマンのロバートと出会い、一緒に武田家へ向かうことになりました。
武田家に到着すると、当主の信一から「先日納屋で首を吊った出入り業者の根岸を殺した犯人を見つけてほしい」という依頼を受けます。なんでも、この家には不吉な噂があるようで…。
実は3年前、信一の娘・美沙が人形倉の2階で首を吊って自殺し、その数日後に同じ場所で美沙の母親で信一の妻・絹代も同じく首吊り自殺をしていたんです。そして先日、信一の仕事仲間だった根岸も納屋で首を吊って亡くなっていたとのこと。
この話を聞いたとき、私、背筋がゾクッとしましたよ。連続して首吊り自殺って、普通に考えたらおかしいですよね?
事件発生!密室での首吊り事件
その夜、宴会が開かれた後、みんなが散り散りになった時に異変が起きます。信一が行方不明になり、捜索すると…なんと人形倉の2階で、蜘蛛の糸に絡まれるように首を吊った状態で発見されたのです!
しかも、部屋は内側から鍵がかかっていて、窓は子どもがやっと通れるくらいの小さなもの。完全な密室状態での首吊り事件だったんです。
コナンは床に落ちていた画びょうを発見します。針は新しいのに表面が錆びているという不思議な状態。これが事件解決の重要な手がかりになるんですよね。
警察を呼ぼうとしますが、土砂崩れのため明日まで来られないという状況。平次は初動捜査のためにロバートからカメラを借りて調査を始めます。
和葉が危機に!
その後、蘭と和葉がポーチについていたマスコットを探しに外に出ます。蘭がペンライトの電池を取りに屋敷に戻った隙に、和葉が姿を消してしまいました。
平次たちが必死に和葉を捜索すると、なんと倉の中で糸に絡められて気絶している和葉を発見!和葉も同じように首を吊られそうになっていたのです。犯人は和葉を祟りに見せかけて殺そうとしていたんですね。
この展開、ハラハラドキドキしましたよ。和葉ちゃんが無事で本当によかった…。
事件の真相
さて、この複雑な事件の真相はどうだったのでしょうか?
人形に隠された秘密
コナンと平次は、信一が作っていたからくり人形に注目します。この人形、1体100万円もするのに、修理費が70万円と異様に高額。それなのに10回以上も修理を頼む客がいるというのです。
二人が人形を調べてみると、中から麻薬が出てきました!つまり、人形は麻薬取引の隠れ蓑だったんです。これは驚きでした。こんな方法で麻薬を運んでいたなんて…。
犯人の正体と動機
調査を進めるうちに、犯人はロバートだということが判明します。彼は3年前に武田家を訪れており、美沙と恋仲になっていました。しかし、彼が去った後に美沙は自殺。その後、妻の絹代も後を追うように自殺したのです。
ロバートは数日前に武田家を訪れていましたが、誰もいなかったため、人形を取りに来た根岸から美沙の死や、美沙が実は信一の子ではないという事実を聞きます。美沙を侮辱した根岸を殺害し、恋人の美沙が自殺したのは信一のせいだと判断して、今回の犯行に及んだのです。
「3年ぶりに来た」と思わせるため、平次に手紙を送って武田家に向かわせ、その道中に道に迷った振りをして合流するという周到な計画まで立てていたんですね。なかなか用意周到な犯人でした。
トリックの解明
では、どうやって密室での首吊り事件を起こしたのでしょうか?ロバートが使ったトリックは以下の通りです:
- 倉の縦の梁にロープを結び、引っ張ると輪が絞まる状態にする
- 倉の小窓の窓枠を囲むように糸と画びょうで固定する
- ロープの結び目に別の糸を結び、横の梁にくぐらせて外に垂らし、軽トラックに結びつける
- 部屋中に糸を張り巡らせておく
- 信一を倉の2階に呼び出す
- 外からエアガンでBB弾を打ち、信一が窓から外を覗くように仕向ける
- 車を発進させて糸を引っ張り、画びょうが外れてロープが信一の首を締める
- 信一は梁に後頭部を強打して死亡
- さらに糸を引っ張って切れるようにし、輪が閉まって首が締まる
なんとも複雑なトリックですよね。コナンと平次がいなかったら、本当に祟りだと思われていたかもしれません。
感想と考察
この「鳥取クモ屋敷の怪」は、ホラー要素と推理要素が絶妙に絡み合った回だと思います。蜘蛛の糸に絡まれた遺体というビジュアルはかなりインパクトがありましたよね。
また、平次と和葉のコンビが活躍する回というのも魅力的です。特に和葉が危機に陥るというハラハラする展開は、平次の和葉への気持ちを再確認させてくれる場面でもありました。
男性/40代後半/会社員 この回は本当に怖かったです。蜘蛛の糸に絡まれた遺体のビジュアルは子供向けアニメとは思えないほどでした。でも、トリックの解明は見事でしたね。
私も同感です。コナンって子供向けと言いながら、結構怖い描写もありますよね。うちの娘も最初は怖がっていましたが、今ではすっかり慣れてしまいました(笑)。
また、この回は青山先生の故郷・鳥取県が舞台になっているという点も興味深いです。地元への愛着が感じられるエピソードだったのではないでしょうか。
次回予告
次回は第167話「鳥取クモ屋敷の怪(疑惑編)」です。今回の事件の続きとなりますが、さらに謎が深まっていくようです。和葉が無事に回復するのか、他にも犯人の仲間がいるのか、など気になる点がたくさんありますね。
私も早速見直してみようと思います。皆さんも是非一緒にコナンの世界を楽しみましょう!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。「為せば成る」の精神で、これからもコナンの謎を一緒に解明していきましょう!
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