こんにちは!「カズオブログ」管理人のカズオです。今日も元気にコナン考察をお届けします!最近、娘がコナンにハマってきて、一緒に見る機会が増えてきました。親子の会話のネタにもなるし、なかなか楽しいものですよね。
さて今回は、名探偵コナンの第152話「謎の老人失踪事件」について詳しく振り返ってみたいと思います。この回は1999年7月12日に放送された回で、OP曲はB’zの「ギリギリchop」、ED曲はルーマニア モンテビデオの「Still for your love」でした。懐かしいですねぇ。
謎の老人失踪事件のあらすじ
この話は、蘭が路線バスに乗っていた時に隣に座った謎のおじいさんから始まります。このおじいさんは設楽重吉と名乗り、蘭のことを知っているようで、毛利小五郎に依頼したいことがあると言います。
ところが、蘭が居眠りしている間に、このおじいさんはバスから姿を消してしまうんです。不思議に思った蘭は、コナンと一緒におじいさんの行方を探し始めます。そんな時、蘭のポシェットの中から見覚えのないMOディスク(フロッピーディスク)が見つかるんですよね。
これ、今の若い子たちには分からないかもしれませんが、当時はこういうメディアが普通に使われていたんですよ。今から考えるとなんだか古い感じがしますけど、当時は最先端だったんですよね。時代を感じますね~。
MOディスクの中身と事件の真相
コナンは、このMOディスクの調査を阿笠博士に依頼します。そして自分は蘭と園子と一緒に、設楽おじいさんの行方を追跡することにしました。
バスの運転手に話を聞くと、コートを着てサングラスをかけた怪しい男が蘭のことを聞いてきたという情報が!コナンはピンときます。そう、このコートの男も同じバスに乗っていたんですね。
そして博士からの連絡で、MOディスクの中身が判明します。なんとこれは米花建設の二重帳簿のデータだったんです!政治家への賄賂や、株主総会に絡んだ裏取引のあった悪徳総会屋の名前まで記録されていたという、かなりヤバい内容でした。
コナンの推理と犯人の目的
コナンは状況を整理して推理します。設楽おじいさんは米花建設の古くからの役員で、会社の不正を内部告発するために二重帳簿のデータを持ち出したんですね。そして、コートの男に尾行されていることに気づいた設楽おじいさんは、MOディスクを蘭のポシェットに隠したというわけです。
コートの男が運転手に蘭のことを聞いたのは、設楽おじいさんがMOディスクを持っていないと気づき、隣の席に座っていた蘭を探していたからなんですね。つまり、設楽おじいさんはコートの男に捕まっている可能性が高いということです。
コナンは蘭と園子に警察に連絡するよう指示し、自分は設楽おじいさんがバスを降りたと思われる場所へ向かいます。でもね、ここからが大変なんです!
園子の誘拐と危機一髪の救出劇
蘭はポシェットを園子に預け、バス会社の事務所の電話を使って小五郎に連絡しようとします。でも、小五郎はいつものように酔っぱらっていて話を聞いてくれません。あ~、小五郎さんらしいですねぇ。
そこで園子が目暮警部に電話をかけようとして、一人で外に出たところ、突然現れたコートの男に連れ去られてしまうんです!蘭のポシェットを持っていた園子が、蘭と間違えられてしまったんですね。
これを目撃していた清掃員がすぐに蘭に知らせ、蘭から連絡を受けた博士は、園子が車で誘拐されたことをコナンに伝えます。コナンはタクシーの行き先を変更して、園子の捜索を始めます。
コナンがたどり着いたのは倉庫街。MOディスクのリストにあった「龍神経済研究所」という名前と同じ看板がついた倉庫を発見します。中を覗くと、コートの男たちが言い争っていました。
コナンの活躍と事件解決
ここからがコナンの見せ場です!コナンはキック力増強シューズを使って車のサイドミラーを蹴り飛ばし、見事に二人の顔面に命中させました。これでコートの男たちは気絶し、園子と設楽おじいさんを無事に救出することができたんです。
その後、高木刑事と佐藤刑事ら警察が駆けつけて、コートの男たちは逮捕されました。彼らは米花建設と裏取引の関係にあった悪徳総会屋の人間だったんですね。
設楽重吉おじいさんは、米花建設の古くからの役員で、悩んだ末に二重帳簿を持ち出したのでした。そして翌日、米花建設に強制捜査が入ることになりました。一人の老人の勇気ある内部告発によって、大きな不正が明るみに出たんですね。
エピローグ – 意外な再会
事件解決後、コナンたちは設楽おじいさんと蘭がどこで知り合ったのか疑問に思います。コナンはテレビに出ていたのを見たのではないかと推測しますが、実は違ったんです。
なんと、設楽おじいさんは喫茶ポアロの常連客だったんですね!蘭と設楽おじいさんはポアロで鉢合わせしていたというオチでした。コナンも「探偵としてはそれくらい観察しておかねば…!!!」と反省する場面がありました。
このエピソードは、バスに揺られる空気感や、夢心地のような曖昧な記憶を辿るような調査の雰囲気が印象的でした。夜のバス会社のシーンは、夜行バスに乗る前の空気を思い出させるような、どこか懐かしい感じがしましたね。
この話の見どころポイント
この「謎の老人失踪事件」の見どころをいくつかピックアップしてみました!
- 蘭のポシェットに隠されたMOディスクの謎
- 二重帳簿という社会派要素が含まれたストーリー
- コナンのキック力増強シューズの活躍シーン
- 設楽おじいさんの勇気ある内部告発
- 喫茶ポアロが重要な接点になるという日常パートとの繋がり
特に印象的だったのは、コナンが車のサイドミラーを蹴り飛ばして二人の犯人を同時にノックアウトするシーンです。キック力増強シューズの使い方が毎回クリエイティブで、見ていて飽きませんね!
この話の時代背景
この話が放送されたのは1999年7月。今から考えるとかなり昔ですよね。当時はまだMOディスクやフロッピーディスクが現役で使われていた時代です。今の子どもたちにはもう分からない時代の遺物かもしれませんね。
また、企業の不正会計や二重帳簿といった問題も、当時の社会背景を反映していると思います。コナンは子ども向けアニメでありながら、こういった社会問題も取り入れているところが大人も楽しめる理由の一つですよね。
50代男性/会社員
この話、懐かしいなぁ。MOディスクって今の若い子は知らないだろうね。当時は最先端のメディアだったのに。企業の不正会計問題も今でこそ内部告発制度が整ってきたけど、当時はまだまだ勇気のいることだったよね。
私の感想と考察
この話は、コナンの中でも比較的ほのぼのとした雰囲気の事件だと思います。殺人事件ではなく、誘拐と企業の不正という要素が絡んでいるところが、子どもも安心して見られる内容になっていますね。
個人的に面白いと思ったのは、設楽おじいさんが蘭に接触した理由です。毛利小五郎に依頼したかったのに、結局コナンが事件を解決するというのがコナンらしいオチですよね。
また、喫茶ポアロが物語の中で重要な接点になっているのも興味深いポイントです。日常パートと事件パートが繋がるのは、コナンの魅力の一つだと思います。
それにしても、コナンって本当に観察力が鋭いですよね。バスの中の不審な人物に気づいたり、倉庫街で犯人の隠れ家を見つけたり。私も日常生活でもう少し観察力を磨きたいなと思います。「為せば成る」ですからね!
次回予告:園子のアブない夏物語
次回は第153話「園子のアブない夏物語(前編)」です。タイトルからして園子がメインの話になりそうですね。伊豆の海で起こる事件とのことで、夏らしい爽やかな雰囲気の中で何が起こるのか楽しみです。
実は検索していたら、この話は京極真さんが初登場する重要な回だということが分かりました!京極さんといえば、空手の達人で園子のことが好きなキャラクターですよね。どんな形で登場するのか、次回の記事でじっくり考察したいと思います。
皆さんも是非、次回の記事もチェックしてくださいね!それでは、また次回お会いしましょう!
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